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『ジャッジ!』
2014年7月9日ブルーレイ&DVDリリース
2014年6月21日部活実施
TSトーキョー社内にて
鑑賞会&座談会
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映画批評&デート向き映画判定
女子222名に聞いた「働く女子、これから働く女子の本音」アンケート結果
永井聡監督インタビュー
※一部、ネタバレする箇所があります。
マイソン:本作を観る前に興味を持ったポイントと感想をお願いします。
Aさん:笑える映画ということで気になっていました。こんなにおもしろいとは知らなかったので、びっくりしました。妻夫木聡の情けない役柄(太田喜一郎役)も良くて、最初から最後まで心底楽しめました。
Bさん:広告業界はすごく華やかなイメージですが、実際にどんな世界なのかは知らなかったので、この映画に興味を持ちました。やっぱり働く上で、上司に振り回されることもあるし、豊川悦司が演じた大滝さんみたいな上司も本当にいますよね。部下は部下で機転を利かせて働かないといけないから大変なんだなって思いました。
Cさん:私はもともとCMを観るのが好きで、よくネットサーフィンをして、広告祭の受賞作品を観たりしています。この映画は、広告代理店の人たちのイメージがそのままで、審査の内幕が描かれていたところも本当にありそうだなと思いました。デフォルメされている部分もあるんでしょうけど、広告業界の縮図のようでおもしろかったです。
Dさん:私は何かのサイトで、おもしろいという評判を読んで興味を持ったのと、私自身もざっくり言うと広告業界で働いているので、業界の話が描かれていることも気になっていました。
マイソン:この映画のような話を実際に聞いたことはありますか?
Dさん:さすがにあんなに激しい人たちはいないと思います(笑)。私は営業なんですが、制作やクリエイティブなことをやっている人たちだと、豊川悦司が演じていた大滝さんみたいな人はいる気がします。
Eさん:観る前はもうちょっと恋愛要素が強いと想像していましたが、こんなにおもしろい話だとは思っていませんでした。やっぱり大滝さんのキャラが印象的です(笑)。豊川悦司って今までは渋いイメージでしたが、大滝さんみたいな濃いキャラも合っていますね。
Fさん:私は劇場でも観たので、今日は2回目でした。最初に興味を持ったのは、キャストとサカナクションの楽曲が気になって、あとは監督がCMディレクターということで、興味がありました。実際に観たら、カメラワークとか音の使い方が上手いなと思いました。
マイソン:監督は広告祭で、受賞歴があるんですよ。映画をずっと撮ってきた方とは、また違った雰囲気が出ていましたよね。ではGさんはどうですか?
Gさん:私もこの映画を観るのは2回目でした。最初に観たときが、ちょうどやりたかった仕事へ転職が決まったタイミングだったので、すごく刺激を受けました。「好きなことに全力でいって良いんだ」って思えて、この映画に背中を押されました。“明日から仕事を頑張ろう映画”リストのなかに早速追加したくらいです(笑)!
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マイソン:広告業界のイメージは想像通りでしたか?
Eさん:私の会社にも宣伝部みたいなところがあるんですが、クリエイターの方たちってやっぱり服装や髪型がほかの部署とは違うんですよね。だから広告業界だとさらに変わっている人が多いイメージでした。この映画を観てそういう人たちがやっぱりいるんだなって感じました(笑)。
Dさん:秘書を膝の上に乗せたりとか、やや過剰な表現もありましたが(笑)、「作りたいものは作りたい人が作る、でも根回しも必要」っていうのはリアルでした。
Cさん:特に取引先が大手だと無理難題を言われるとか、どの業界でもありますよね。自分の正義を押し通せない人もいれば、言われた通りに平気でやる人もいて、結局正直にやりたいっていう人が苦しんでしまうのは世の常なのかなって考えさせられました。
Hさん:たぶんどの業界にも大滝さんみたいな上司っていると思うし、場合によっては必要な存在だったりしますよね。喜一郎のうどんの仕事にしても物事がちょっと変わるだけで好転していったし、やっぱりタイミングで物事が変わっていくもんだなと。だから思うようにいかなくても、悲観せずプラスに考えていった方が良いよなって思いました。
Gさん:広告業界に入った友だちで、「俺はこういうものを作るんだ」って意気込んで入ったけど、今は望んでいなかったパチンコのCMを作っていて「俺はパチンコのCMを作るために入ったわけではない」って言っていました。その様子が、喜一郎とカブりました。友だちの場合は、だんだんとお客様の反応を楽しむようになったみたいですが、やっぱり視点の切り替え次第ですよね。自分が純粋に好きじゃないものが予想外のブームを引き起こすこともあるし、そういう意味ではこの映画にリアリティを感じました。
Iさん:作り手の理想通りにいかなくてもヒットするCMもあれば、逆に観ている側が「何でこの人を起用したんだろう」って思うCMもありますよね。うどんのCMを通して、広告代理店と依頼している側の力関係の難しさが描かれていて、その辺はイメージ通りでした。
マイソン:「この人を使ってくれたら、お金を出します」とか、スポンサーとの力関係については実際にいろいろありそうですよね。
2014年7月9日ブルーレイ&DVDリリース
監督:永井聡
出演:妻夫木聡/北川景子/リリー・フランキー/鈴木京香/豊川悦司
発売・販売元:松竹
公式サイト 作品詳細 特集TOP
映画批評&デート向き映画判定 永井聡監督インタビュー
女子222名に聞いた「働く女子、これから働く女子の本音」アンケート結果
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落ちこぼれ広告マンの太田喜一郎は、上司に押し付けられサンタモニカ国際広告祭に審査員として参加することになる。しかし毎晩開催されるパーティに同伴者が必要と知り、仕事はできるがギャンブル好きの同僚、大田ひかりに“偽の妻”として同行してもらうことに。広告祭の裏側で世界中のクリエイターたちが駆け引きや小芝居を繰り広げるなか、喜一郎は持ち前のバカ正直さと謎の窓際社員、鏡さんからの伝授による英語を武器に奔走するが…。
©2014「ジャッジ!」製作委員会
2014.6.21 event