2016年10月1日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
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ラブストーリーでありながら、扱うテーマはかなり重く、観る前の想像とは違っていましたが、映画としてはとても見応えがありました。もし、自分がこういう恋をしたら主人公のように強くいられるだろうか、相手のことを一番に思うってどういうことだろうかと、すごく考えさせられる内容です。結末をどう感じるかは賛否両論分かれそうで、気楽に観られるラブストーリーではありませんが、すごく素敵なラブストーリーであることは間違いありません。 |
誰かを好きになり、相手の人生に入り込んだ時点で、もう自分だけの人生ではなくなります。そんなことをすごく感じさせられた映画です。自分の決断が相手の人生を大きく変えてしまう、でも自分の選択はもう変えられない、そういったとき、どうすべきなのか。今だけじゃなく未来を見据えての決断は、その場で正解が見えるものではありません。それでも精一杯お互いのために今やれることをやる主人公2人の姿は、真剣に恋愛をする人にとって、良い刺激になるはずです。好きでもない人と一緒に観るともったいないので、大好きな人と行くデートでぜひ観てください。 |
キッズにはまだ難しいテーマが扱われているので、中学生くらいになってから観ると良いと思います。ティーンの皆さんにはぜひ観て、自分だったらどうするか考えてみて欲しいと思います。これは恋人としての立場でなくても、家族や親しい友達の場合だったらと考えても、同じように痛みを感じられる物語です。それぞれのキャラクターの目線で、どんな風に感じるかイメージしてみてください。 |
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2016.9.12 TEXT by Myson