2016年6月3日DVD発売、レンタル開始/R-15+相当
マクザム
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『テッド』をどこまで意識して作られたのかはわかりませんが、「バリバリ影響受けてますやん!」って思えるドイツ映画。設定上、主人公や相棒が男だった部分が女に変わっている点以外は、ほぼほぼ似た展開(笑)。でも、ベラはクマではなく、形は人間の女の子だけに生々しく思える部分があり、こちらのほうがある意味、エグいのかも知れません。『テッド』でこういう卑猥なノリに慣れちゃっている分(卑猥に慣れたっていう表現も、女子的にどうかと思いますが・苦笑)、少しハードルは上がった上で観てしまいましたが、これはこれ、あれはあれで観たほうが良さそうです。その上で、本作で良かったのは、変にドライなところです。これってドイツ流なのかも知れませんが、比較して楽しむとしたら、お国柄によるテイストの違いがあると思います。 |
男のクマが卑猥なことを連発する分には笑っていらえるかも知れませんが、人形とは言え一応女の子であるベラの卑猥な言動には、正直反応に困る人もいるでしょう。デートでわざわざ観る内容ではないので、心おきなく楽しむためには、女子同士でワイワイ観るか、1人で気楽に観るのが良いでしょう。もしくは荒療治的に、どこまで下ネタが通じる相手が探るために、敢えて一緒に観るなら、アリかも知れませんね。 |
R-15相当の作品なので、15歳以上になってから観てください。ジャケットだけ観て、「かわいいお人形さんの映画だ!」と間違えないように、保護者の方はくれぐれもご注意を。15歳以上のティーンも、ウブな友達と一緒に観ると、気まずくなる下品なシーンが満載なので、一緒に観る相手はジョークが通じる友達を選びましょう。 |
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2016.5.30 TEXT by Myson