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トーキョー女子映画部第8回の部活では、ついに切り込んだテーマに挑戦!親友でありセックスフレンドという男女関係を描いた『ステイ・フレンズ』を観て、映画について、そしてセックスフレンドについて、異性の親友と彼氏の違いなどについてアンケートに答えてもらいました。映画鑑賞後には人数を絞って覆面座談会。赤裸々トークや、男性映画宣伝マンさんの衝撃解釈も飛び出しました。まずこのページでは試写会参加者全員のアンケート結果をご報告します。
2011年10月1日より全国公開
監督:ウィル・グラック
出演:ジャスティン・ティンバーレイク/ミラ・クニス/パトリシア・クラークソン/ジェナ・エルフマン/リチャード・ジェンキンス/ウディ・ハレルソン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
NY在住のヘッドハンター、ジェイミー(ミラ・クニス)は、LAで活 躍する敏腕アート・ディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)を転職させるためNYに招待する。転職を決めNYで暮らすようになったディ ランとジェイミーは、あっという間に仲の良い友達になり、恋愛の価値観や経験も似ているがお互いに恋愛感情を持たない二人は、ある時ジェイミーがもらした 「セックスしたいわ」という一言をきっかけに、「恋愛ナシ、感情ナシ、甘い言葉厳禁」を条件にセックス・フレンドになることを決める。順調に友だちとセフレという関係を両立しているかのように見えた二人だったが…。
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ではまず映画の感想から報告します。
アンケート回収数 35名分
年齢分布
20歳〜25歳 3 26歳〜30歳 11 31歳〜35歳 9 36歳〜40歳 7
41歳〜50歳 5 51歳以上 0
満足 26 まあまあ 5 やや不満 0 不満 0 無回答 4
■フラッシュモブのシーン。
■ディランとジェイミーの会話がおもしろかったです。
■ストーリーも細かな心理描写もあって、納得して観られた。ロスの海のシーンなど素敵なカットがたくさん!ラストは泣いちゃいました。
■異性の友だちと彼との違いは難しい。お互いにどんどん必要としていく様子が素敵だと思いました。
■N.Y.とロスの違いがおもしろいです。
■おもしろいシーンはセックスシーン。あんなに話をしながら楽しむっておもしろい。
■1番最初のディランとジェイミーの出会い。ずっとテンポ良く話が展開していき、あっという間だった。「セックスフレンド」がテーマと思ったが、全く違う作品だった。
■セックス中に自由に希望を言い合っていて、セックスに前向きなところが良い。
■セフレの関係だけでなく、お互いの家族関係も描かれていて良かったです。
■単純なラブストーリーであるところ。映画へのオマージュや愛がいっぱい。
■テーマがテーマだけにかなりコメディタッチなのかと思っていたが、結構リアルに悩む場面が多く考えさせられました。
■“ハリウッド”でのシーン。
同じ作品を観ているのに、観る人によって真逆の印象を残しているのがおもしろいですね。たしかにこの作品、意外に人間ドラマ的な部分があるので感動する部分もあり、おもしろいんですよね。皆さんの感想も納得です。by マイソン
セックスフレンドという関係 8
男と女の友情 23
父と息子の関係 3
その他 3(ラブコメ/恋愛観/人との出会いや繋がり)
<共感した点>
■素直なところ。本当のことを言えないけれど、いろいろ考えているところ。
■恋愛に臆病になってしまうところ。
■お父さんへの優しい気持ち。
■真面目なところ。
■心に弱い部分があって、壁を作っているところ。
■N.Y.流にいらつくところ。
■女は感情が混ざると思ってたところ。
■仕事を恋人より優先するところ。
■臆病でプライドが高いところ。
<共感できなかった点>
■セックスはテニス。
■正直じゃないところ。
■靴下を脱がないところ。
■都合が悪いと逃げる。
■ジェイミーに安らげること(かなり初心者にはうるさい人と思う)。
■プライドのため、自分の気持ちに正直になれなかった部分。
■セックスフレンドを持つこと。
■昔の彼女の趣味。
<共感した点>
■かわいらしさと頑張り屋なところ。
■白馬の王子様を待っているところ。シンデレラ症候群。
■デート5回目ルール。
■自分の弱さを隠すために強がっているところ。
■どんな人にも素直に自分を表現できるところ。
■素直になれないところ。
■何となく恋愛関係に満足できない感じ。映画みたいな恋に憧れるところ。
■自己評価を低く見てしまうところ。
■情緒不安定。
■明るい自分を演じてしまう。
■男友達との付き合い。
■恋愛に臆病になっているところ。
■恋に恋してしまうところ。
■彼にはセックスでしてもらいたいことは言えないけど、親友なら言えるところ。
■ふられたときの気持ち。
■仕事をバリバリして、でも恋心を忘れずにいるところ。
■破天荒なところ。
<共感できなかった点>
■デート5回目ルール。
■恋愛にルールを作っているところ。
■動物的なセックスでも満足できるところ。
■セックスフレンドを持つこと。
■暴言が多い。
■怒り過ぎなところ。
■恋に恋するという感覚。
おもしろいことに、同じポイントで共感できる人と、できない人と両方いますね。セックスフレンドという関係を選択しながら、実は主人公たちが普通の真面目な青年たちなので、共感できる部分と、等身大で気持ちがわかるからこそ共感できないという両方の感覚が生まれるのかも知れません。by マイソン
あり 1
他人はアリでも自分はナシ 8
相手や状況次第でアリ 17
一度だけならアリ 1
ナシ 7
その他 1(年齢によるかも)
意外にも半数以上がセックスフレンドという選択肢を排除していないんですね!でもどこかでやっぱりセックスフレンドから始まっても普通の恋愛に発展することを期待しての結果であるようにも思いますが…。by マイソン
肉体関係の有無 25
彼氏の前では女性らしくする 4
彼氏の前では素直に泣ける 1
彼氏は家族に紹介する 9
親友でも家には入れない 2
特別なことは彼氏とだけ一緒にする 10
異性で親友の関係は成立しないと思う 5
その他1(別れたあとのことを考えると友人や同僚は対象にならない)
はい 6
<考え方が変わった点>
■映画の2人はセックスフレンドというか、恋人、親友に見えた。
■恋人になる手順が違ってもアリかなあと思う。
■結局セックスフレンドでは終わらないと思う。
■不真面目なわけじゃないと思った。
いいえ 27
無回答 2
映画は映画…と冷静に考えている人が多くいる反面、座談会でのトークによると、自分の選択肢として加えたわけではないけれど、そういう友だちがいたらちゃんと話を聞いてあげようというくらいには変化したという方もいました。本作を観ると、映画は映画とはいえ、セフレの関係にもいろいろあるんだなという考えには変わると思います。by マイソン
80% 2 75% 1 70% 3 60% 1
50% 8 40% 1 30% 5 20% 1
10% 4 5% 2 1% 1 0% 5
無回答1(難しい!)
*昔は0%。年齢とともに上がってきたかも。(30%と回答の方)
■デートは1回以上。一度会っただけではわからないと思うので。
■正直でいること。嘘をつかない。
■後悔しないように自分に正直に!
■恋人がいるあいだは好きな人ができても、恋愛対象にはしない。
■やっぱり「つきあおう」の一言がないと、恋人同士の関係は難しい。
■相手の携帯電話は見ない。
■自分を良く見せようとしない。無理しない。
■同じエリアの中では1人だけ。
■自分の時間を持つ。無理しない。
■将来性のない人は…。
■あんまり考えたことがないかも知れない。あったらおもしろいかも。
■なし。相手が変わればルールも変わる。
■ルールを決めるとチャンスを逃すので決めていない。
皆さん、最初に本作に描いていた第1印象と違って、ちゃんと人間ドラマも描いている点で、感動も味わってくださったようです。終盤でディランの父とのやりとりが出てくるのですが、この辺りも見どころです。結末の受け取り方については、実は女性の解釈と、男性目線では真逆なのではないかとも言われていて、もしかしたら男性の解釈は、本作を観て気分良く映画の素敵な結末に浸っている女性の夢をぶち壊すかも知れません(笑)。その辺りは、座談会の動画で観られますので、要チェックです!とにかくガールズ・トークに華が咲く作品であり、男子と女子とで語ってもすごく議論が白熱して盛り上がりそうなので、いろいろな方と観に行ってもらいたいです。
トーキョー女子映画部第8回部活「女子限定鑑賞会&座談会」の様子 →掲載ページはこちら
2011.9.17 event