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マイソン:セックス・セラピストという職業についてはどう思いますか?
Bさん:職場の男性で奥さんとは全くセックスがないっていう話を聞いたことがあります。飲み会の席で聞いたので、本人もそんなに深刻に話しているわけではありませんでしたが、結構セックスレスの人っているんだなって思いました。そういう問題で悩んでいる人はどういうところに相談しに行くのかなって気になりました。
マイソン:アメリカだと婚前契約で週に何回セックスしないといけないとか聞きますよね。でもそうやって言うくらいセックスを重要だと思っているからこそ、セックス・セラピストが成立しているのかなと思います。
Cさん:日本と海外とだと宗教感が違うから、日本人夫婦がセックスレスの場合は、男性は風俗に行くか浮気をするかっていうことなんだと思います。でも海外だと、夫婦以外の人と体の関係を持ったらいけないっていうのが宗教的にあるからこそセックス・セラピストという職業があって、それだったら映画のように神父さんも認めてくれるのかも知れませんね。でももし日本にこの職業があった場合、職業を隠れ蓑にして売春があるかもわかりませんよね。だけど精神的に心情を吐露するところは必要だと思います。
Aさん:私はセックス・セラピストという仕事が日本にもあって欲しいなと思います。例えば高校生で初めて彼氏ができたけど性行為をどうしたら良いのかってなったときに、親には聞けないし、友だちはあまり経験がなくてという場合に相談に乗ってくれる人がいるとありがたいですよね。あとは飲み会で酔っぱらってそのまま男性と体の関係を持ってしまってという場合も、そういうことを周りの人に言えない子もいるので、話せる場所があっても良いかなと思います。
Dさん:私も電話相談窓口みたいなのはあったら良いなって思います。性的なことに限らず、親しいからこそ相談できないこともありますし、かといって赤の他人に話すわけにはいかないから、電話で聞いてもらえたら良いなって思うし、相談することで救われる人がいると思います。
Eさん:夫婦関係がこじれたからってセラピストのところへ行くのはよく映画で観るので、そういうのは日本でもあった方が良いのかなと思います。でも健常者の場合と障害者の場合とでは違いますよね。健常者だったらただ話を聞いて欲しいだけなのかも知れませんが、障害者だったら実際に体験してみたい場合もあるかも知れないので、どこまでセラピストが踏み込むのかにも寄るのかも知れませんね。
マイソン:それぞれ問題によって対処の仕方が違いますからね。体の問題に関してはちゃんとわかる人が必要なのかも知れませんね。Fさんはどうですか?
Fさん:自分がもしそういう悩みを持っていたとして、まずやることはネット検索ですね。でも性的分野っていかがわしいサイトとか、変な広告が多かったりするので、ちゃんとした公的機関をすぐに検索できたら良いなと思います。あとはきちんとした知識を得られる大人向けの保健室的なところがあったら良いですよね。
マイソン:この映画は誰と観たいですか?人にオススメするときにどう薦めますか?
Aさん:いろんな映画を観てある程度知識がある人だったら、薦められる映画かなと思います。恋人と観る場合も、やっぱりある程度知識がある人じゃないとちょっとキツいかも知れません(笑)。
Fさん:私としては一人で観るの一択です(笑)。ただテーマ自体はおもしろいし、意味があることなのであとで話す人は欲しいですね。だからできればDVDを各自観て後日話をしたいなとは思います。
Cさん:映画好きな方で、ある程度こういう社会的なテーマを選ぶようなタイプの方だったら性的な場面も全く問題ないと思います。あとは周りの女友だちに、障害があってもマークがそれを感じさせないほど頑張り屋で、恋愛もして、すごく前向きな気持ちにもなるよってオススメしたいですね。
マイソン:一人で観るのと誰かと観るのとだったらどうですか?
Cさん:さっきの私の余韻からすると、一人で観た方がグッとくるし良いような気がします。でもこうやって大勢で観て話してもおもしろいし良いですね。
Bさん:私は幅広いジャンルの映画を観る友だちがいるので、その彼女には薦めたいです。あとは主人と観ても良いかなと思いました。
Cさん:チャレンジャーですね(笑)!
Bさん:うちは旦那がアジア人で、やっぱり日本だけじゃなくアジア全体がそういう性的なものに関して蓋をしていく傾向なんですよね。だから主人に観せて「こういうのもあるよ」って言うのに良いかなって思います。
マイソン:なるほど〜。この映画って性的繋がりに焦点をあてているんですけど、結局は心の繋がりが重要っていうのがすごくわかりやすく描かれていますよね。体の関係を持てれば良いっていう話じゃないのがよくわかるし、そういうのを含めて女性視点も描いているからこそ、この映画を男性が観たときにどう思うのかが気になりますよね。
というわけで、今回はカラダの繋がりについてや、セックス・セラピストについてのトークで盛り上がりました。本作が該当するジャンルを尋ねた際には「ラブストーリーよりもヒューマンドラマ」という意見が多く、「恋愛の話もあるけど、マークの周囲の人間関係も描かれている」「裸のシーンもあるけど事実だから描かれているだけでイヤらしい感じはしない」などのコメントが挙がっていました。
劇場公開時はR-18となった本作ですが、セックスと真剣に向き合う主人公の姿を観ることで、心の繋がりの重要性に気づかされる爽やかな作品となっています。マークを始めとするユーモア溢れるキャラクターも魅力満点です。ぜひご覧ください!
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2014年6月11日ブルーレイ&DVDリリース
監督・脚本:ベン・リューイン
出演:ジョン・ホークス/ヘレン・ハント/ウィリアム・H.メイシー/ムーン・ブラッドグッド/アニカ・マークス/ロビン・ウェイガート
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映画批評&デート向き映画判定
女子172名に聞いた!「カラダの繋がりは恋愛でどこまで大切?」アンケート結果
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6歳で患ったポリオが原因で首から下が麻痺してしまったマークは重度の呼吸障害を抱えているため、巨大な呼吸器の中に横たわり、一日の大半を過ごしている。そんなマークは若くて美しいヘルパーのアマンダに恋をするが、彼女に触れることすらできない。38歳まで“経験ナシ”で生きてきた彼は、愛する女性と精神的にも肉体的にもつながりたいと思い始め、セックス・セラピストの“セッション”を受けることに…。
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2014.5.17 event