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一、未公開だろうがなんだろうが、映画への愛情を変わらずにもって観賞する。
一、未公開ながら良質の作品を多くの人に観てもらうよう、作品の良いポイントを見つける。
一、SNS、ブログ、井戸端会議など、自分なりの口コミ方法で告知に貢献する。
第2回課題『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』
部活:2012年6月12日実施
ブルーレイ&DVDリリース:
2012年6月20日
アメリカでは今でも語り継がれる伝説の名馬セクレタリアト。この奇跡の馬とその馬主が起こした感動の実話をダイアン・レイン、ジョン・マルコヴィッチ出演で映画化。観終わった後、一同「本当に感動」と声を揃えて言ったほどの名作です。
ツイート最後のシーンは鳥肌もの!
マイソン:ではまず、感想を聞かせてください。
Tさん:すごく良かったです。最初は主人公のペニーが馬主として成長していく展開がおもしろかったです。そして彼女の周りの人間関係も温かくて微笑ましいシーンがあったのも良かった。でも、やっぱり最後のレースのシーンがすごすぎて興奮がまだ冷めてません!鳥肌が立っちゃいました。
一同:ねー!
マイソン:映画の演出ではなく、実際に当時セクレタリアトはああいう勝ち方をしたんですよね?
宣伝Hさん(男性):そうなんです。あんな勝ち方は競馬ではあり得ないので相当印象深いし、当時、実際のレースを観ていた人たちは、圧倒されたと思います。当時のできごとを忠実に描いているので、いろいろな方にあの感動を味わってもらえたらと思います。
Sさん:私は女性が頑張る話が好きなのですごく楽しめました。ペニーのお父さんの「自分らしい走りをさせろ」という言葉をペニーは大事にしてて、それを実践し成功していく姿に共感しました。あと、レースのシーンは手に汗握る感じで、できれば声を出して応援したくなるくらいでした(笑)。
Tさん:わかる!わかる(笑)!
マイソン:ペニーはあのままでも幸せそうだったのに、運命に気付いちゃったっていう感じで、人生に後悔したくないという思いで生きていく姿は、女性がとても共感するポイントだと思います。競馬の話っていうよりも、1人の女性としての生き方の話として楽しみました。最初から感動ポイントがすごくあって、共感&感動しっぱなしでした。
これは実話なんだと思うと、なお感動!
Tさん:家族が最後のレース前日のパーティにきて、ペニーが成長した娘や、家族の姿を何とも感慨深げに見ている姿がとても良かったです。そのあとにセクレタリアトのところにいって言葉をかけるシーンもすごく感動して泣きそうになりました。
Sさん:資金繰りに困ったときに、セクレタリアトが生まれた小屋に行って「もう後悔しながら生きたくない」と覚悟のセリフを言うシーンに、「やっぱりそうだよね!」と共感しました。あとは男性を圧倒してペニーが率先していろいろと挑戦していく姿を見て、尊敬しました。
Tさん:最後にペニーをはじめ、ほかの方々も本人の実際の映像が映り、「本当にいたんだ!本当の話なんだ!」と実感し余計に感動でした。それに、ラストのシーンで応援席にペニーご本人がカメオ出演しているのが憎い!と思いました。
一同:そうそう(笑)!
マイソン:冒頭から最後まで感動でした。結構、心に刺さるセリフがあったし、冒頭のお父さんの「自分らしい走りを」というセリフにすごく共感して、それが成功への1つのカギになっているのにも感動しました。あと、セクレタリアトとペニーが心で会話をするシーンがすごくかっこよかった。この作品もそうですし、他の作品でも思うのですが、馬ってすごいですよね!本当に人間の心がわかっているというか、かしこい!そして、ジョン・マルコヴィッチが演じている調教師もセクレタリアトを信じて、自由に走らせて…あのラストの展開っていうのが本当に感動でした!
Tさん:すっごく勇気をもらえましたね。働く女性も主婦の方も、女性のほうが心に刺さりそう。女性にすごく観て欲しい映画です。
Sさん:男性が観るとやっぱり感想は違うんですかね?
マイソン:奥さんがもしあんな風になったらどうでしょう??
宣伝Hさん:いや〜、あそこまで応援できないでしょうね(笑)。あの旦那さんはある意味すごく優しいと思います。専業主婦だった奥さんがいきなり何億円を動かすようなことをやって、自宅と牧場で離れて過ごしてたようですからね。この作品は旦那さんや調教師ほか、それぞれの立場の人の思いが詰まっている映画という部分でもおもしろいと思います。
観る前に期待、観た後には期待以上の感動が
マイソン:この作品を観る前は、どんな点に魅力を感じましたか?
Tさん:やっぱりディズニー映画ってことですね。大人から子どもまで楽しめるのはディズニー映画かジャッキー・チェンの映画だと思っているので(笑)。そういう意味では公開していないとは言え、ディズニー作品というので期待が大きかったです。配役も大人向けな感じなので、大人が楽しめそうだと思いました。
Sさん:私は実話系が結構好きなので、さらにディズニーの「奇跡の実話」となると相当すごいだろうと期待しました。実際に期待を裏切らなかったというか、期待以上でした!
Tさん:私も期待はしてたけど、こんなに感動するとは思いませんでした。
マイソン:ですよね、私も実話ベースの映画がすごく好きで、女性が主人公っていうのも好きです。あと私が観た映画がたまたまかも知れないですが、馬の映画ってハズレないなと思って(笑)。『戦火の馬』『シービスケット』とかすごく良かったし。馬って人の気持ちがわかるって言われてたり、セラピーにも馬が使われたりっていう話もありますが、人間の心に素直に反応してくれるから、ストーリーもドラマチックになるんですかね。競馬もギャンブルとしてではなく、「馬を見に行く」というのだと女性でも楽しめると思います。間近で走る姿はすごい迫力で、スポーツ観戦のように楽しめるのが好きです。
Sさん:競馬を実際に見に行ってみたくなりました。
マイソン:ぜひ一度見に行ってみてください!それとこの映画はキャストが豪華です。そこもポイントかなと思いました。あとセクレタリアトという馬がどれだけすごいかという知識は入れずに観ましたが、実際に物語を観て納得だったし、まっさらな状態で競馬のこととか全く知らなくても感動できる映画ですね。
特にどんな人に観て欲しい?
Tさん:やっぱり女性ですね。すごく温かい話っていうのもあるし、主人公が自分の生き方を貫く姿がすごくステキなので、普通の主婦でも誰でも共感できると思います。自分の母とか、お年を召した方にも薦めたい。男の人には「馬がすごいよ」ってスポーツものとして薦めたり、男性と女性で薦め方が違うかな。
Sさん:女性が頑張る話なので、女性に観て欲しいですけど、私は逆に同世代とかもうちょっと若い人、将来に夢がある人たちに観て欲しいとすごく思いました。勇気をもらえるし、「自分なりの走り方をしていいんだ」っていうメッセージが印象に残ったので、「元気がもらえるので観た方が良いよ」って薦めたいと思います。
マイソン:そうですね。夢があるけど、諦めかけているとか、結婚してるからとか、子どもがいるからとか、いろんな環境のせいで夢を断念せざるをえない人たちの心にすごく刺さると思いました。
Sさん:ペニーも若い頃に一度やりたいことを諦めたと語っているシーンがありましたが、彼女は今度は思ったとおりにチャレンジして成功して、何歳になってもチャレンジはできるんだなって勇気をもらいました。
マイソン:娘が母の姿をちゃんとみていて尊敬してるっていうのが描かれてましたけど、子どもが寂しい思いをするとか後ろ髪をひかれる思いは絶対にあるだろうけど、自分らしく幸せに生きる姿は子どもにとって良い見本になるんだと信じたいです。
Tさん:娘がヒッピーみたいになっても「やりたいことを貫きなさい」と言ったり、家族愛、家族の信頼関係がすごかったですよね。
一同:そうそう(笑)。
マイソン:男女問わず、夢を持つ人、夢を持っていた人に間違いなく刺さる映画ですが、特に女性は母となり妻となり…と周囲に合わせる人生を選ぶ人が多いと思うので、家族同士の信頼を厚くして、ぜひ自分の生き方も大事にという意味で必見ですね。
…というわけで、本当に感動と勇気をくれた本作。一同、「本当に観て良かった!明日から頑張ろう!」と言って解散しました(笑)。挫折しそうなとき、失望したとき、何度も観たくなる作品です。これは観ないと損ですよ!
2012年6月20日リリース |
『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』
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2012.6.12 event