2016年4月1日より全国公開
松竹
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韓国版の『怪しい彼女』を観ていたのでストーリーはわかった上で本作を観ましたが、これはこれで楽しめました。倍賞美津子が演じるクリクリパーマの73歳のおばあちゃん、瀬山カツが想像以上にインパクトがあるのも良かったし、多部未華子が演じる20歳に若返った主人公もとてもキュートなのに滑稽で、コメディエンヌとしての実力がわかる名演でした。73歳のおばあちゃんの若き頃のファッションや歌が甦るので、レトロな要素が満載。ファッションは現代女子が観てもすごく可愛いし、歌は年配女子に嬉しい懐メロが満載で、幅広く楽しめる内容になっています。志賀廣太郎が演じるカツの幼馴染み、中田次郎もすごく良い味を出していて、おじ様好きの女子にもウケるかも知れませんね(笑)。前半はかなり笑わせてくれつつ、クライマックスは涙を誘う感動作。母と娘で観るのもオススメです。 |
コメディとしても人間ドラマとしても、誰にでも共感できる内容で、デート・ムービーとしてもオススメです。ラブストーリーはありつつ甘酸っぱく爽やかで、どんなカップルが観ても安心。心にじーんとくる結末も、鑑賞後の会話を盛り上げてくれるでしょう。思わず自分のお母さんの話をしたくなるので、お互いの家族について知るきっかけにもできそうです。 |
家族の見えない苦労や愛情が描かれているストーリーなので、ティーンの皆さんにぜひ観て欲しい内容です。わかりやすい内容なので、キッズの皆さんも興味があれば観てみてください。思春期になると、お母さんの言葉がうっとうしかったり、心配されるのも面倒だと感じることがあるかも知れませんが、本作を観ると視点が変わると思います。今を大事に生きようと思えるメッセージもあるので、本作から良い刺激をもらってください。 |
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■『怪しい彼女』(韓国版)
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2016.3.22 TEXT by Myson