2012年6月30日より全国公開/PG-12
クロックワークス
公式サイト 予告編
![]() で、この映画の魅力は息子ケヴィン役の少年たち。少年たちと表現しましたが、これは成長したケヴィンを演じたエズラ・ミラーを筆頭に、幼少時代のケヴィン役の子、ちょっと成長したケヴィン役の子、全員のケヴィン役のことです。まずエズラ・ミラーは容姿が美しいのはもちろん魅力的ですが、彼の美しさがケヴィンの内面にある残酷さととてもマッチしていて本当に怖いんです。何を考えているのかわからないし、大人を操ろうとする反面、とても子どもらしい繊細さもまだ持っていて、そんな複雑な役柄を見事に演じています。そして、幼少時代と、そのちょっと成長したケヴィン役の子役たちもとっても演技がうまい!見た目がすごく可愛いのに、ときどきゾクゾクっとさせる冷たい眼差しを見せたり、母以外の人には普通の子どものように振る舞ったと思ったら、母の前でだけ豹変したり、本当に見応えのある演技でした。 とにかく、この映画、いろんな点ですごいし、衝撃的だし、女性は必見です。 |
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2012.6.16 TEXT by Myson