今回もとても楽しかったですが、自分が慣れちゃったのか(笑)、下品さ、卑猥さは前作の方が激しかった気がして、今作はなんとなく万人に観やすくなっているように思いました。テッドが結婚するという冒頭から“その1年後”の様子は、結婚の酸いも甘いも描く皮肉さにかなり笑いましたが、子どもを作るという流れになったあたりから、このままこういう男女問題を描くのかと思いきや、テッドは果たして人間なのかという壮大なテーマに発展して驚きました。終始ふざけているのはお約束通りなのですが、一方で「人間とは何か」というテーマを考えさせる内容を“こんな映画(笑)”で扱っちゃう点に、さらに「なんでやねん!」というツッコミを入れたくなります。
ま、とにもかくにも笑える楽しい映画であることは前作から変わっていないので、冗談が通じる大人の皆さんはぜひ観てください。サブキャラも豪華で、モーガン・フリーマンほか、“あの大物俳優”も変なおじさん役で出てくるので乞うご期待!
|
あんなに卑猥で下品なのに1作目で大ヒットしたので、日本の皆さんにも免疫がついたと思いますが、一応下ネタが苦手な方、真面目過ぎて冗談が通じない方は誘わないほうが良いでしょう。「そこで笑っちゃうんだ〜」みたいな空気が流れてしまう恐れのあるシーンが盛りだくさんなので、思いっきり楽しむためには、気を使わない相手と行くのが良いと思います。 |
かわいいテディベアが主人公なのにキッズは観られません。残念!15歳以上の学生にも決して良いお手本になる内容ではないですが、大人のジョークに徐々に慣れるために観てみるのは良いかも知れません。でも、ティーンの皆さんが観ると、下ネタに免疫がない人は嫌悪感を覚えるかも知れないので、誘う友達は選んだ方が良いですよ。お年頃のティーンの皆さんが親子で観るのはたぶん気まずいのでやめておきましょう。 |