2015年12月12日より全国公開
松竹
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 戦争をテーマにしていますが、重い内容が描かれているわけではないので、デートでも観やすいと思います。また、浩二とその生前の恋人との恋愛関係も描かれていて、相手の幸せとは何なのかを考えさせられます。原爆により一瞬にして亡くなった浩二は、遺してきた彼女の幸せをすぐには願えません。そんな彼と遺された彼女の愛の強さや、心境の変化にも注目して観ましょう。きっと相手を想い合う気持ちの大切さを感じ、お互いの絆の深さを再確認できると思います。 | 
  
 母と息子の会話で物語のほとんどが進み、意外と集中力が必要なので、キッズは大人と一緒に観て、わからなかったシーンは観終わってから説明してもらいましょう。浩二はいつも「母さん、母さん」と、何かと母親を呼びます(笑)。本作ではそれだけ母と息子の仲が良いことの象徴として描かれていて、お母さん自身とても嬉しそうにしています。親孝行という意味では、母親を必要とし喜ばせる息子は本当に素敵だと思いますが、現代人である皆さんが、大人になってから人前で「母さん、母さん」と、お母さんばかり構うと、マザコンだと思われてしまうので気を付けてくださいね(笑)。とはいえ、親孝行は大切なことなので、ほかの方法を考えて喜ばせてあげましょう。 | 
  
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  ©2015「母と暮せば」製作委員会
  2015.12.2 TEXT by Shamy