2011年10月1日より全国公開
20世紀フォックス映画
公式サイト
![]() で、本作ははやぶさの帰還について描いていつつ、この水沢恵という実際にはいない人物を登場させることで「誰かのためにやるのか、自分のためにやりたいのか?」と問いかけるようなストーリーにもなっています。亡くなった兄の思いを背負ってきたつもりだった主人公が、この答えを自分で気づくまでのそのストーリーに私は一番感動しました。終盤の母と主人公のシーンは、「自分のために生きて良いんだ」という母の優しさを感じさせるメッセージや、主人公が自分の夢としてやりたいようにやっても良いんだとある意味自分を解放できたのではないかと感じて、うるっときてしまいました。 何かに一生懸命になっているけれど、行き詰まってしまったり、もうダメだと思ってる人に、ぜひ「自分は自分のためにこれがやりたいのか」と問いかけてみてもらいたいと思います。そのきっかけとしてこの映画は良いですよ。 |
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©2011『はやぶさ/HAYABUSA』フィルムパートナーズ
2011.9.18 TEXT by Myson