それぞれのやり方で「世界を良くしよう」と思っているキャラクター達の奮闘を観ていると、自身の価値観を問われる部分もあって、ただのSFアクションに終わっていないのが本作の魅力だと思います。未来を救うこと、今を生きること、それぞれに大事だし、第三者的に考える時、当事者として考える時で、同じ価値観でも判断が変わってしまいます。そういうことを考えさせられるストーリーで、アクションは迫力とスピード感があるので、2時間22分という長さを全く感じさせません。そして、最終章にふさわしい、ビックリな展開もあります。もう出てこないと思っていた“アイツ(嫌な役をやらせたらピカイチな俳優が演じています)”もカムバックして、今作では美味しい役を担ってます。もはや、前作から迷路は関係なくなっていますが(笑)、おもしろさはアップしているので、シリーズを観たことがない方も、1、2と観て、本作をお楽しみください。 |
完全にシリーズでストーリーが繋がっているので、3作目となる今作から観るとわかりづらい部分があるので、前作を一緒に観てから、今作を観ると良いでしょう。でもその分、デートの回数も増えて良いですよね。前作は自宅で観ることになると思うので、そろそろお家デートしたいなと思っている人は、口実にできますよ。 |
長尺なので、キッズの集中力は持続するかわかりませんが、中学生以上なら存分に楽しめる作品です。展開は早くて派手だし、テンポも良いので、観やすいと思います。また、熱い友情を描いている点で、誰にでも感情移入できる内容なので、ぜひ友達を誘って観て欲しいと思います。 |