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2013年5月17日より全国公開
ギャガ
公式サイト 予告編
 コリン・ファースが演じる美術鑑定師の堅物ぶりと、キャメロン・ディアスが演じるテキサスガールの軽いノリがちょうど良い具合に中和されていておもしろかったです。脇を固める俳優も豪華で、アラン・リックマンが大富豪、スタンリー・トゥッチがライバル鑑定師、トム・コートネイが贋作画家を演じています。それぞれのキャストがその場の笑いも取りつつ、物語そのもののおもしろさを引き出す重要な役割を果たしていました。キャメロン・ディアスといえば「コメディの女王」というイメージですが、コリン・ファースは『英国王のスピーチ』を始め真面目な役柄を演じるイメージが強いだけに、こういうちょっとマヌケな役柄もできるという新しい一面を見ることができたのは嬉しかったです。キャメロン・ディアスもだんだんと歳を取ってきたなと思いましたが、今回も下着姿やセクシーなドレスを着たシーンがあり、やはりまだまだかわいくてきれいだなと思いました。本当にいつまでも女子たちの憧れの存在であって欲しいです。この物語は、モネの絵画を巡りいろいろな珍事件が起こり最後まで笑わせてくれますが、それだけじゃないクールなところもあるのでぜひ楽しんで観てください。 |
 デートに向いた映画です。ぎくしゃくしているカップルも、つい笑ってしまって2人の悪い空気解消に役立つかも知れません。お堅い彼なのであれば、コリン・ファースが演じるキャラクターと照らし合わせてみるのもおもしろいと思います。ただしネタにし過ぎて彼のプライドを傷つけないように気を付けてください。基本的には何も考えずにリラックスして単純に楽しめる映画です。ぜひ2人で観てください。 |
 ティーンは問題なく楽しめるので、友だちや家族と一緒に楽しく観てください。キャメロン・ディアスの下着姿のシーンが少しあるので、セクシーに慣れていないキッズは鼻血が出てしまうかも知れません（笑）。なので「うちの子にはまだ早い」と思った場合はもう少し大人になってから観せましょう。この物語は詐欺のお話ですが、作戦を綿密に立てて実行に移す泥棒話とは違い、誰でもわかるような笑える要素の方が強い映画です。観終わってからおもしろかったシーンについて話すのも盛り上がって楽しいと思います。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション／コリン・ファース
©2012 Gambit Pictures Limited
2013.4.18 TEXT by Shamy
