2016年5月13日より全国公開/PG-12
吉本興業
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デートで観るには渋い映画ですが、文学作品が好きなカップルや、演劇が好きなカップルはぜひ楽しんでください。殺人のシーンは血がたくさん出るので、そういうのが苦手な人には不向きですが、エロ要素はほぼないので、気まずくなることは無いでしょう。ただ、女子の尻に敷かれている男子は、妻にけしかけれて手を汚していくマクベスの姿を観て、自分の事のようにゾッとする可能性はあるので、映画と割り切って楽しめるかどうかはお約束できません(笑)。 |
セリフがとても哲学的で、一見矛盾しているような言葉が出てきたり、キッズにはちょっと難しいと思います。学校の勉強でシェイクスピアの作品についていつ頃どの程度出てくるのか記憶が定かではないですが、多少歴史でかじり始めてから観た方が馴染みやすい気がします。さらに大学で英文学を習っている人は、シェイクスピア時代の言葉を使ったセリフにも注目してみてください。マリオン・コティヤールはフランス人ですが、専門家の指導のもと一生懸命、シェイクスピア時代の言葉を習得したそうですよ。 |
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2016.5.2 TEXT by Myson