マイ・ベスト・フレンド

女子の友情物語といえば、大体内容は想像がつくものの、多くの女子はこういうの好きですよね？私も大好きなんですが、主演がトニ・コレット、ドリュー・バリモアだから、なお興味が湧きました。正反対の性格の2人がお互いを補う役割を果たしていて、仲が良いからこそ本音でぶつかるし、ピンチのときは駆けつけるし、家族とはまた違う深い絆に共感しつつ、私も親友達の顔を浮かべながら、この作品の世界観に浸りました。そして、乳がん、不妊という女性にとって関心の深いテーマを主人公2人に当てはめて描いている点でも、とても興味深く、女性としての価値観について、自分自身を振り返る機会にもなりました。ドミニク・クーパーが演じるミリー（トニ・コレット）の夫もとても素敵で、だからこそ病気によって夫婦の心が離れてしまう展開は切なく、リアリティを感じました。病気、妊娠、夫婦生活、全てにおいて、「女性とは」というテーマが貫かれているので、ただの女子同士のお気楽な親友物語に留まらない作品となっています。女子にはストレートにオススメです。そして、もう一度言いますが、ドミニク・クーパーがとても素敵です！キャラクターの性格もすごく良いのでキュンとしちゃうし、美ボディも何度も披露しておりますよ（笑）。