2017年6月1日より全国公開/R-15+
20世紀フォックス映画
公式サイト
![]() 今回は、“X-MEN”の最強の男としてではなく、1人の人間としてのローガンに焦点を当てた物語となっています。だからこそこのタイトルなのも納得です。 また本作のローガンは、長年の戦いを経て治癒能力が失われつつある状態で、戦っていても常にボロボロの状態で、「いつもならこんな敵一撃なのに」とちょっと悔しくなる場面もありました。でも、超人的なパワーが失われているからこそ、いつも以上にローガンの人間らしさが浮き彫りになっていて、シリーズ史上一番ローガンに感情移入できたように思います。 “X-MEN”シリーズというと、たくさんのキャラクターがいて、何作も出ていて、本作からは観られないと思う方もいるかも知れませんが、本作は1話完結型となっているので、誰でも問題なく観られます。もちろんローガンの背景を知っていたらより楽しめる点もあるので、敢えて本作から観て、遡って過去作を観るのもアリだと思います。とにかく、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンとしての最後の姿はぜひ観届けましょう。 |
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2017.5.9 TEXT by Shamy