TOP > 部活コーナーTOP > 未公開映画活性課部活リポート一覧 > HERE
『ロンゲスト・ライド』
2016年3月2日ブルーレイ&DVDリリース、レンタル同時
(先行デジタル配信中)
2016年2月20日部活実施
TSトーキョー社内にて
鑑賞会&座談会
公式サイト 作品詳細
映画批評&デート向き映画判定
関連記事:
■幸福か、不幸か?二世スターのイメージを調査 /アンケート結果
クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドと、『トゥモローランド』に出演し人気上昇中のブリット・ロバートソンが主演の『ロンゲスト・ライド』。原作は『きみに読む物語』のニコラス・スパークスで、本作では自ら製作も手掛けています。全く違う世界に住む2人が恋に落ち、それぞれが夢と恋の間で悩むラブストーリーである本作を観た女子に、今回は恋と仕事の両立や、スコット・イーストウッドの魅力について聞いてみました!
世代の違う2組の恋愛物語が描かれているところがGOOD!
マイソン:まず本作の感想をお願いします。
Aさん:感動して泣いてしまいました。すごく深い愛がテーマになっていて、主人公達の恋愛と共に、偶然出会ったおじいさんアイラとルースの恋愛も描かれていて、いろいろな形の愛があるんだなって思いました。
Bさん:私は原作者のニコラス・スパークスが好きで「この人の作品だったら泣ける」という期待があって観ました。実際すごくジーンときて、やっぱり泣いてしまいました(笑)。期待以上のハートフルな物語で、すごく作り込まれていると思いました。
Cさん:私は美術が好きなので、オークションやギャラリーのシーンは特に良いなと思いました。ソフィア(ブリット・ロバートソン)の決断にも納得で、素敵な映画だと思いました。
マイソン:途中ソフィアが、あまり美術に興味がないルーク(スコット・イーストウッド)と一緒にギャラリーに行くシーンがありましたが、あの2人のやり取りはいかがでしたか?
Cさん:興味のない人を連れていって、気を悪くさせたら嫌なので私だったら連れて行きたくないです(苦笑)。違う趣味を理解し合うことって、なかなか難しいことですよね。
Dさん:若い2人の恋愛も良かったのですが、この作品はアイラとルースの話があるからこそ、物語により深みが出ていると思いました。私はいろいろなところで泣いてしまいましたが、すごく良い映画で心に残りました。
Eさん:私はブル・ライディングのシーンが印象的で、あんなに激しく暴れている牛に8秒も乗るってすごいなと思いました。かなり迫力があって興奮しました。
Fさん:クリント・イーストウッドがもともと大好きなので息子のスコットの出演作もぜひ観たいと思いました。ルークとソフィアは、お互いに夢がありますが、真剣にぶつかり合って「どうやったら2人で上手くやっていけるんだろう」と考えているところがすごく大人だと思いました。
愛する人の幸せを願って身を引くことはできる?
マイソン:ルークとソフィアのように、恋愛か仕事(将来の夢)で悩んだ経験がある方はいますか?
Fさん:私が仕事で海外に行かないといけなくなってしまい、夫とバラバラになりそうになったことがあります。2人で話し合って離婚まで考えたのですが、私は「この人と別れるのはやっぱり嫌だ」と思って、最終的に一緒にいる道を選びました。もしあのとき別の道を選んでいたら全く違う人生だったろうなと思います。
マイソン:結婚をしているのに何年も離れるのは大変ですよね。本作を観ていて共感できた部分はありましたか?
Fさん:そうですね。でもソフィアの場合はまだ学生で夢が溢れていて、私は社会人を何年もやってちょっと疲れていた部分もあったので(苦笑)、その点は違ったと思います。それに現実だったらもっと葛藤がありそうですよね。
マイソン:そうかも知れませんね。途中アイラがルースに「あなたの人生に僕がいなくても、あなたが幸せだったらそれで良い」と、すごく素敵な台詞を言っていましたが、あの台詞と同じことを皆さんは最愛の人に言えますか?
Aさん:私は言えます。あのシーンは“ベルサイユのばら”みたいで、すごく愛を感じました。自分が身を引くこともまた愛だと思います。
Cさん:私も言える派で、やっぱりその人の人生だから自分がどうにかしてしまうのは申し訳ないなって思うので。
マイソン:なるほど〜、素敵ですね!言えない派の方はいかがですか?
Dさん:本当に愛していたら、その人とのことを思い出にして一生を過ごすのも良いなと思いますが、実際はそんなに簡単に離れられないので言えないと思います。
Gさん:本当はいて欲しいのに、彼女自身の幸せを優先してあの台詞を言うのは、すごく勇気がいることだと思います。もし私が言えたとしても、後になって言わなきゃ良かったと後悔しそうです(笑)。
Hさん:私は相手のために身を引くとか、逆に相手が私のために身を引くのも、人生を諦めたような気がして嫌なんです。そうじゃなくて、お互いの道を両立できる方法がないのか建設的な話し合いをしたいです。私自身昔は、相手に合わせて引越しをしたり、迷わず付いていくタイプだったんですが、それで失敗した経験があるので、それからは男に人生を狂わされるのはダメだと思っています。だからお互いにどこか妥協点を見つけて付き合っていくのが良いと思います。
マイソン:そうですよね、何も言わずにただ合わせてしまうと、結局相手にも罪悪感が残る気がするし、きちんとお互いの願望をぶつけて本心を知った上でどうするか考える方が良さそうですよね。
スコット・イーストウッドの今後の活躍に期待大
マイソン:スコット・イーストウッドの印象はいかがでしたか?
Gさん:お父さんに似ているところがあって、やっぱりDNAだなって思いました。今回はカッコ良い役柄でしたが、今後違う役を演じるのも観てみたいです。
Hさん:カッコ良かったです!たまにクリント・イーストウッドの面影が見えるところもあって、ドキッとしました。良い体をしていましたし、優しい顔なので、今後売れていく気がします。
Dさん:お父さんは若い頃、結構二枚目の役が多かったと思うのですが、歳をとって深みが増してきた気がするので、スコットも今はカッコ良い役を演じていますが、歳を重ねて渋みが出てきたらさらに良くなると思います。もっとほかの作品に出演して、いつか悪役もやって欲しいですね。
Cさん:花を持って寮を尋ねるシーンとかすごくハマっていました。カッコ良い役は若いうちにしかできませんが、そのうちお父さんのように監督までやり始めるかも知れませんよね(笑)。
Fさん:正統派イケメンという感じですよね。話し方と声がクリント・イーストウッドによく似ていると思いました。クリントが演じてもこういう言い回しをするだろうなっていうところがあったので、うっとりしてしまいました。
Aさん:ハットを被る姿とか、牛にまたがってレッツゴーって言うところは、やっぱりカッコ良いなと思いました。でもまだちょっと純粋過ぎて真面目な感じが滲み出ていたので、さらに一皮むけた姿が観てみたいです。
マイソン:今回は結構好青年っぽい感じだったので、もっと崩れた人間臭い役とかも観てみたいですよね。
一同:うんうん!
マイソン:では、この作品をどんな人にオススメしますか?
Cさん:仕事で悩んでいる人にオススメしたいです。この作品で疑似体験しながら、前向きになってもらえたら良いなと思います。ルークとソフィアの恋愛とおじいさんの過去を振り返るお話と両方あるので、世代はあまり選ばない気がします。
Eさん:人との繋がりや愛情が描かれているので、誰が観ても共感できるところがあって、人間ドラマとして楽しめると思います。
Dさん:私はよく主人と映画を観に行くのですが、あまり凝った難しい話だと、おじさんにはわからないみたいで(笑)、山あり谷ありでもハッピーエンドの方がホッとするみたいなんです。この映画の場合は物語に深みがあるし、おじさんでも観られるなって思います。
Bさん:カップルで、観終わった後の余韻を共有するのも良いと思います。あとは、都会に勤めていてちょっと疲れたときや、泣きたい気分のときに1人で観るのもアリだと思います。
マイソン:良いデトックスになりそうですね!
Aさん:アクション好きな人や、運動やスポーツ観戦が好きな人も楽しめると思います。あとはソフィアのように芸術が好きな人にも良いと思います。
ほかにもエンディングについての話題などもあり、さまざまなトークが盛り上がりました。また、“好きなor気になる二世俳優”について聞いたところ…
○佐藤浩市(三國連太郎の息子)
○中井貴一(佐田啓二の息子)
○松田龍平&翔太(松田優作、松田美由紀の息子)
○高畑裕太(高畑淳子の息子)
○キーファー・サザーランド(ドナルド・サザーランドの息子)
○ジェイデン・スミス(ウィル・スミスの息子)
○メイミー・ガマー(メリル・ストリープの娘)
○リリー=ローズ・デップ(ジョニー・デップ、ヴァネッサ・パラディの娘)
○アレキサンダー・スカルスガルド(ステラン・スカルスガルドの息子、グスタフ、ビルの兄弟)
などの名前が挙がっていました。本作にはクリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドが登場しているので、劇中の彼の活躍ぶりにも注目ください。本作は、ニコラス・スパークス原作らしい爽やかなラブストーリーが描かれていて、どんな人が観ても共感できる温かい作品となっています。ぜひご覧ください。
2016年3月2日 |
『ロンゲスト・ライド』
|
幸福か、不幸か?二世スターのイメージを調査 /アンケート結果 『きみに読む物語』ニコラス・スパークス原作、自らが製作も務める感動のラブストーリー『ロンゲスト・ライド』は、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドが主演。スコットは、父の面影を感じさせるイケメンで、本作では女心をグッと掴む演技を見せています。そこで今回は二世スターについて、皆さんのイメージを調査しました! →結果はこちら |
一、未公開だろうがなんだろうが、映画への愛情を変わらずにもって観賞する。
一、未公開ながら良質の作品を多くの人に観てもらうよう、作品の良いポイントを見つける。
一、SNS、ブログ、井戸端会議など、自分なりの口コミ方法で告知に貢献する。
2016.2.20 event