2017年12月9日より岡山先行公開、12月16日より全国公開
松竹
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観る前から泣いちゃうだろうなと思っていましたが、やっぱりむちゃ泣いてしまいました。本作は実話を基にした映画ですが、こんなに長い間、意識が戻らない婚約者の回復を待ち続けるなんて、本当にスゴいなと思いますし、その後のもっと辛い過程をよく乗り切ったなと、感動しかありませんでした。こんなに愛される女性は本当に幸せだなと思いますが、こんなに愛されているからこそ辛くなる女性側の心理も心に迫るものがあり、愛するからこそ苦渋の決断をしなくてはならない男性側の気持ちも痛いほどよくわかり、どちらのキャラクターにもすごく共感できました。土屋太鳳、佐藤健の演技も素晴らしかったです。主人公カップルがあまりにも眩しく写るキービジュアルは、ラブストーリーが苦手な女子には逆にハードルを上げてしまっている可能性はありますが、ラブストーリーでありながら、人間ドラマの部分も大きいので、先入観なく観て欲しいと思います。 |
こんなに深い愛で結ばれる男女が世の中には本当にいるのだなあと思うと、あまり結婚に良いイメージがない方も、プラスの印象を持ってもらえると思います。逆に「これほどでもないから、結婚できない」と自信をなくす人がいないとは言い切れませんが、人を愛するって素晴らしいことだなと思える作品なので、結婚を意識しているカップルには特に観て欲しいです。 |
これは実話で、大変な試練を経験したカップルのお話ですが、年齢を問わず共感できる内容だし、これからいっぱい恋をするであろう若い皆さんにもぜひ観て欲しい作品です。本作を観ることで、本当に人を愛するとはこういうことなのかなと、少しでもイメージが近くなれば良いなと思います。きっと今後の恋愛にも良い影響を与えてくれるはずです。 |
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2017.12.6 TEXT by Myson