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学生映画宣伝局:『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』2回目打合せ

『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』宣伝始動!

海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから シーズン1』マイロ・ヴィンティミリア/マンディ・ムーア

学生映画宣伝局では、2018年2月21日リリースの海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』の宣伝に着手しました。本作は、全米で予告編動画(Facebook)がたった11日間で5,000万回以上再生の新記録を樹立。全米を共感と感動の渦に巻き込み、エミー賞2部門を受賞した話題作です。
最初の打合せは11月。まずは1話を観て、本作の印象や、普段海外ドラマと接しているか、DVDレンタル店を利用しているかなど、ざっくばらんに情報交換しました。本作のサブタイトルには“36歳”というキーワードが入っていますが、どんな世代の人にも共感してもらえるストーリー。とはいえ、このドラマが学生達にどういう印象をもたらしたのか、宣伝方針を考える上では重要なポイントでした。1話を観た学生達からは、「今の自分達にも通じるところがある」「将来をイメージさせるものがある」という意見が上がり、次は宣伝方法を具体的に考えることに。

学生映画宣伝局:『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』2回目打合せ

そして、12月12日に2回目の打合せを実施。今度は2、3話まで観てもらいました。私(局長)は既に今シーズン全話を観たのですが、心から多くの人に観て欲しいと思える作品。1話観ただけでもその魅力は感じてもらえると思いますが、どんどん観進めていくほどにハマるドラマなんです。この日、3話まで観た学生達の感想から、この作品をもっと好きになってもらえたと感じました。でも、宣伝は“ユーザーの皆様に観てもらうに至らせる”のが仕事。“観れば良さがわかる”では片付けられません。

打合せでは、本作をリリースする20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンの宣伝担当者を交えて、本作を宣伝する上でのポジティブな要素、ネガティブな要素を出し合った上で、何をすべきかを話し合いました。
ここでは、皆から出た感想、意見を少しだけご紹介しますね。

海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから シーズン1』ジャスティン・ハートリー/クリッシー・メッツ

★(人生で起こる)良い事だけじゃなくて、嫌な出来事も描かれていたのが良かった。
★(36歳のキャラクター達が主人公だけど)彼等の若い頃を振り返るところで、今の自分達の心境にリンクするところがある。
★キャラクター達が“悪習”をどう解決していくのか。学生達、自分達にも繋がるストーリーだと思った。
★キャラクター達がそれぞれのコンプレックスをどう克服するのかが描かれていて、自分のコンプレックスについても考える機会になる。
★全部が繋がっていく脚本がすごい。
★ホームドラマだけど、一つ一つの仕掛けがすごい。セリフだけじゃなくて、キャラクター名、美術など、観客を釘付けにする部分がありつつ、テレビドラマなので構えすぎずに観られる。
★セリフが素敵。
★話が進んでいくごとにおもしろくなりそう。
★母親の大変さ、苦労が伝わってきて、母親に改めて感謝の気持ちが沸く。母親にもぜひ観て欲しい。 …etc.

といった感じで、どんな作品なのか、これだけではまだ伝えきれませんが、本作の魅力をより多くの人に伝えていくための宣伝の一部を、学生映画宣伝局がお手伝いさせて頂くことになりました。具体的な内容は今企画中です。今後の彼らの活動、そして本作にぜひご注目ください!

『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』

海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから シーズン1』マイロ・ヴィンティミリア/マンディ・ムーア/ジャスティン・ハートリー/クリッシー・メッツ/スターリング・K・ブラウン

2018年2月21日発売&レンタル開始
公式サイト
製作総指揮・企画・脚本:ダン・フォーゲルマン
出演:マイロ・ヴィンティミリア/マンディ・ムーア/ジャスティン・ハートリー/クリッシー・メッツ/スターリング・K・ブラウン
日本語吹き替え版:高橋一生
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
© 2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

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映画『エイリアン:コヴェナント』

予想を越える恐怖とAIによる脅威のリアルさに心拍数上昇!

今回、学生映画宣伝局では2018年1月10日にブルーレイ&DVDがリリース、2017年12月13日デジタル配信となるSFパニック・ホラー『エイリアン:コヴェナント』の鑑賞&座談会を実施しました。2012年公開の映画『プロメテウス』の続編となる本作は、1979年に公開されたシリーズ第1作にしてSF映画の金字塔『エイリアン』の前日譚でもあり、世代を越えて大きな注目を集める作品です。そんな本作を観た学生達はどんな感想をもったのでしょうか。

参加者:男子2名(大学生、高校生)、女子4名(大学生) 計6名
2017年 11月30日実施 TSトーキョー社内にて鑑賞会&座談会

『エイリアン:コヴェナント』
2018年1月10日ブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、2017年12月13日デジタル配信開始
公式サイト

 

こんなに怖いなんて思わなかった!?

局長:1人ずつ本作を観た感想を教えてください。

Aさん:シリーズ1作目の『エイリアン』を観ていたので、有名な“人のお腹を突き破ってエイリアンが出てくるシーン”などは知っていましたが、予想していたよりもグロテスクで、ちょっとびっくりしました。ストーリー的には、主人公のダニエルズの勘が意外にも鋭いとは言えず(笑)、破滅の道にどんどん進んでいくのでハラハラしました。

映画『エイリアン:コヴェナント』

Bさん: “エイリアン”シリーズは観たことがなくて、本作はAI(人工知能)モノというところに興味を持ちました。自分達の生活でもAIは身近になったし、「いつかAIが人間を越えるかも」という話題もよく耳にするので、観る前は“AI vs 人間”や“自然 vs 人工物”という展開を予想していたんです。でも、劇中ではアンドロイド同士が対決するなど予想のさらに先をいっていて、「AIはもう人間なんて眼中にないんだ…」ってところに、新しさと同時に恐怖を感じました。

局長:たしかに予想の次元をはるかに越えてたよね。

Fさん:本作はいろいろなテーマを含んでいると思いますが、私の中でも一番印象に残ったのは「AIって、ヤバいんじゃないか!?」という思いでした。このテーマは『ターミネーター』(1984)あたりからずっと続いている流れだと思うのですが、人類への警告にも取れますよね。

局長:今作では、エイリアンよりもマイケル・ファスベンダー演じるアンドロイドのほうに脅威を感じましたか?

Fさん:はい。私はアンドロイドのデヴィッドが一番怖かったです。グロいのが苦手で、そういうシーンをちゃんと観られなかったから、よりAIの部分が印象に残ったのかも知れませんが(笑)。

Eさん:私も “エイリアン”シリーズは観たことがなくて、残酷なシーンがあることは何となく知ってはいたけど、実際に観ると「あぁ、痛そう…!」って。思ったよりも血が出るんだなという印象でした。脅かされるような怖さもあってびっくりもしました。あと、AIのことはフィクションとして描いているけど、そのうち本当に起こるんじゃないかと思いました

映画『エイリアン:コヴェナント』

局長:AIに関しては皆リアルさを感じたんですね。男性陣はどうですか?

Dくん:僕はSF作品には全然詳しくなくて、これまで観たのも『E.T.』(1982)とか最近公開された『ブレードランナー 2049』くらいなんです。“エイリアン”シリーズも今作が初めてで、前後のストーリーをよく知らないのですが、エイリアンが地球を襲来にくるのかと思いきや、地球人が宇宙に行ってほかの星を侵食している感じがして、「どちらがエイリアンなんだろう?」と思いました。見た目でいえば、完全に向こうがエイリアンなんですけど(笑)。“エイリアン”という意味を考えさせられました

局長:確かにこの星では人間がエイリアンとも言えるね!友好的なエイリアンが登場する『E.T.』とは真逆のタイプの作品だったけど、どうでしたか?

Dくん:普段はホラーもあまり観ないし、背後から急に脅かされるような“びっくり系”が苦手なので、かなり怖かったです。心臓が弱い方は要注意の作品です(笑)。

局長:それくらい恐怖とスリルが味わえる作品ということだよね!

Cくん:僕はハラハラ感もあってすごくおもしろかったです。宇宙船から外には出られないけど、近くに敵がいるから逃げなくちゃいけないみたいな、SF映画では王道の設定をうまく生かしていたと思います。

局長:皆さん、今作のストーリーが1作目の『エイリアン』に繋がるというのは知っていましたか?

Cくん以外:それは知らなかったです。

局長:では、本作以前の出来事を描いた『プロメテウス』(2012)を観た人はいますか?

一同:観ていないです。

局長:今作から観てもストーリーについていけましたか?

Fさん:私は大丈夫でした。

Eさん:細かいところまでわかっていないのかも知れないけど、普通に観られました。

Dくん:途中からだんだんストーリーがわかっていった感じです。

局長:今作から観て、あとでほかの作品を観てもストーリーの繋がりがわかるので、ほかの作品もぜひ観てください。

一同:観たいです!

 

友達同士でワイワイ観れば盛り上がること必至!

局長:特に印象に残ったシーンやおもしろかったシーンはありますか?

映画『エイリアン:コヴェナント』キャサリン・ウォーターストン

Fさん:シーンではないけど「絶対にここ、エイリアンおるで」みたいなときに、独特のツッツッツ…という音楽が流れるのが良かったです。身構える準備もできて(笑)。あと全体的に、ダニエルズがめっちゃ頑張っていてカッコ良かったです。

Dくん:ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)に出ていた女優さんですよね?キレイだなぁと思いました。

局長:本作では印象が全然違うよね。アンドロイド役を演じたマイケル・ファスベンダーは、“X-MEN”シリーズや『スティーブ・ジョブズ』(2015)など、たくさんの作品に出演している俳優だけど、皆さん知ってましたか?

Aさん:“X-MEN”で若い頃のマグニートーを演じていましたよね!

局長:そう!先日は女優のアリシア・ヴィキャンデルとの極秘結婚がニュースにもなりましたね(笑)。

Dくん:いいなぁ。アリシア・ヴィキャンデルめちゃめちゃ好きです(笑)!

局長:かわいいよね〜!女子の皆さんはマイケル・ファスベンダーをカッコ良いと思いましたか?

女子一同:はい!

局長:男子目線ではどうでしたか?

Cくん:アクションシーンがすごくカッコ良かったです!

映画『エイリアン:コヴェナント』マイケル・ファスベンダー

局長:アクション系の作品でも活躍していて、2017年3月に日本公開された主演作『アサシン クリード』では、ムキムキの上半身を露出してキレッキレのアクションを演じてたんですよ

一同:ほお〜!

局長:皆さんと同世代のお友達だったら、どんなタイプの人に本作をオススメしますか?

Aさん:SF作品が全般的に好きな人かな。

局長:相手によっては「ちょっとグロいシーンもあるよ」と伝える?

Fさん:『E.T.』的なSFファンタジーではないよ、とだけ伝えます(笑)。

Eさん:宇宙に行く物語が好きな人とかは楽しめると思います。ちょっとグロい作品にも慣れていそうだったら女子にもオススメです。

Cくん:男はSF作品がキライな人はあまりいないと思うし、“バイオハザード”シリーズに雰囲気も似ているので、とりあえず“バイオハザード”好きなら、絶対に気に入ると思います。

Dくん:最近、映画好きの友人が『her/世界でひとつの彼女』(2014)とか『エクス・マキナ』(2016)とか、AI関連の作品を観ているんです。だから、AIというテーマに興味がある人にもオススメしたいですね

局長:なるほど〜。 “AI”って、今だからこそ興味がわくテーマなのかしら?

Dくん:そうだと思います。今、かなり取り上げられているテーマですから。

局長:“ブレードランナー”シリーズとか“甲殻機動隊”シリーズとか、人間とAIの境界線うんぬんを描く作品は結構あるけど、たくさんあるから「もういいよ」とはならない?

Dくん:確かに、“AIモノ”はたくさんあるけど、それぞれテイストが違うじゃないですか。AIが敵対する作品もあるけど、『her〜』は人間とAIのラブロマンスとして成り立っているし。いろいろなテイストで描かれるのがおもしろいと思います。

局長:ふむふむ。

Bさん:SFや戦闘モノが好きな人なら、グロテスクなシーンがあっても受け入れやすいのかなと思います。でも、観る前にそういうシーンもあるよとは話します。

映画『エイリアン:コヴェナント』ビリー・クラダップAさん:私はSFに興味がなくても楽しめる作品だと思いました。ゾンビものが好きな人とか、“ウォーキング・デッド”シリーズみたいに、戦略を考えるのが好きな人にもオススメです。グロい造形とか、ネバネバした気持ち悪いクリーチャーが好きな人とかなら、その誕生から観られるので良いと思います(笑)。

局長:今作はほどよくホラー要素もあるもんね。最後に、ブルーレイやDVDで本作を鑑賞するとしたら、どういうシチェーションで観るとより楽しめると思いますか?

Dくん:部屋を暗くして彼女と観ます…というのはウソで(笑)、ポップコーンを食べながら友達と観ます

Cくん:僕も友達と観ます。“バイオハザード”シリーズも、友達と「来る、来る!」とか言いながら盛り上がって観ていたので、本作もそんな風にワイワイ観るのが良いと思います。

学生映画宣伝局:映画『エイリアン:コヴェナント』座談会局長:誰かと観るなら、怖い作品のほうが盛り上がるもんね(笑)。相手を「わーっ!」とか脅かしたりして(笑)。

Fさん:びっくりするポイントがいくつかあるので、この作品を初めて観る怖がりの友達と一緒に鑑賞して、イタズラで驚かすとおもしろそう(笑)

局長:リアクション大きめの人となら、さらに楽しめるかも知れませんね(笑)。

一同:あはははは(笑)。

SF作品のイメージをはるかに越える恐怖にドキドキしながら、進化するAIの姿に漠然とした不安を感じたというリアルな意見も挙がった今回の座談会。 “エイリアン”シリーズを初めて観たという学生がほとんどでしたが、今作を観て関連作品にも大いに興味をもったようです。1人で恐怖に浸りながら観るもよし、皆でワイワイと観るもよし。巨匠リドリー・スコットが解き明かす最凶クリーチャー誕生の秘密を、皆さんもぜひブルーレイやDVDでお楽しみください!

 

『エイリアン:コヴェナント』

映画『エイリアン:コヴェナント』

2018年1月10日ブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、2017年12月13日デジタル配信開始
公式サイト&ご購入はこちら
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー/キャサリン・ウォーターストン/ビリー・クラダップ
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

人類初の宇宙移住計画のため、コールドスリープ状態の入植者2000人を乗せて旅立った宇宙船コヴェナント号は、移住先の惑星オリガエ-6を目指す途中で事故に遭い、船長を失ってしまう。その後、謎の電波を受信した乗組員達は、助けを求めて発信元へと向かうと、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ている神秘的な星だった。だが、彼らが新たな楽園を発見したと喜んだのも束の間、人類の生存を賭けた戦いが幕を開ける…。

© 2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

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エージェントTAKE(テイク)によるハリウッド観光地リポート

エージェントTAKE(テイク)によるハリウッド観光地リポート

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2017年の夏休みを利用して、ハリウッドに行ったTAKEが、訪れたスポットを自らのナレーション付でご紹介。

※動画内の写真はTAKEが独自に撮影、入手したものです。

今回TAKEは、自ら申し出て作品を制作・出展してくれました。こういった行動の一つ一つが、間接的にでも将来に繋がるのではないかと思いますし、手前味噌ですが、私も励まされることがあり、とても嬉しく思います。私も大学時代にハリウッドに行きたくて、ロサンゼルス近郊の街に短期留学しましたが、とても懐かしく思いました。映画好きは時代が変わっても、似たところがありますね(笑)。

こんな風に、学生映画宣伝局には、いろいろなエージェントがいます。今後もエージェント達の活動を温かく見守ってください。

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