人種問題やLGBTというテーマを超えた物語『ムーンライト』
学生映画宣伝局では、第89回アカデミー賞®で、作品賞・脚色賞・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞した『ムーンライト』が2017年9月15日にリリースされるのを機に、宣伝に取り組みました。まずはエージェント達が本作を観て抱いた感想をご紹介します。
学生が観ると、『ムーンライト』って、こんな映画
●観て勉強になったと感じた。普段はアクションばっかり観ていたけど、すっと話に入れて、あっという間に終わったくらい集中できた。
●LGBTがテーマの一つになっているが、私達の身近なお話に感じた。同性愛者を特別な存在として描くのではなく、等身大で描いていると感じた。
●LGBTをウリにしている映画ではない。でも理解するには良い映画だと思う。
●白人が出てこないし、主人公の肌の色が青く見えたり、色が変わって見えたりする点で、肌の色による人種問題を越える挑戦をしているのかなと思うと、最先端な映画なのかも知れない。
●思春期の感情などは皆同じなので共感できた。
●私には理解できない部分が多くて、心苦しく思った。悲しい話だけではないと思ったけれど、日本では考えられない話。
●悲しい場面をアピールしておらず、すんなりドラマに感情移入できる。
●ドラマチックにし過ぎていない。
●人種やLGBTの問題以外でも、いじめ、親子問題など、誰にでも共通するテーマがたくさんある。
●映像がとても綺麗。
●撮影技法が印象的だった。肉眼で目の前で観ているようなリアルさ。
●色が意味を持っているような演出も興味深い。映画を作っている人達にとっても勉強になる要素がある。
●一見ハードルが高い内容だが、ある意味、普通の話。
●“ムーンライト”の意味は、暗がりのなかで光るからこそ声なき声を発しているということだと感じた。
続いて、エージェント達はPR動画を作成!本作の魅力をそれぞれの言葉に集約して、語りました。ぜひご覧ください!
『ムーンライト』
2017年9月15日、TSUTAYA限定レンタル開始
カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト
http://moonlight-movie.jp/index.html
監督・脚本:バリー・ジェンキンス
出演: トレヴァンテ・ローズ/アンドレ・ホーランド/ジャネール・モネイ/アッシュトン・サンダース/ジャハール・ジェローム/アレックス・ヒバート/マハーシャラ・アリ/ナオミ・ハリス
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