REVIEW

ミッドナイト・スカイ

  • follow us in feedly
  • RSS
Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』ジョージ・クルーニー

物語の舞台は2049年の北極、主人公は病を抱え1人北極に残った科学者のオーガスティン(ジョージ・クルーニー)です。本作でジョージ・クルーニーはかなり年老いて弱った印象のキャラクターを演じていますが、すっかりおじいちゃんに見えたので、「今何歳だっけ?」と思わず調べてしまいました(ちなみにジョージ・クルーニーの実年齢は2020年12月現在59歳です)。本作はそんなジョージ・クルーニーが監督、製作を務め、俳優としても新たなステージに上がったといえる作品です。物語は一見淡々と進んでいきますが、命が危険にさらされる場面が何度もあり、ハラハラドキドキもあります。また宇宙でもストーリーが同時進行していて、2つのストーリーがどう繋がっていくのかが見どころとなっています。宇宙空間のシーンではどうやって撮ってるんだろうと思うシーンがいくつかありましたが、特に浮遊感を出すのって意外に難しいのではと感じました。とにかくそういうところにもこだわりが見えるので、ぜひ注目してください。
本作は1人の老人の話でありながら、家族の物語とも言えて、人が生きていく上で何が大切かを考えるきっかけをくれます。最後の最後で隠されていた事実が大きく分けて2回明かされ、「ワーオ!」となると同時に、オーガスティンの胸の内を知り、ジ〜ンときます。今後の地球のことも予知するような内容なので、いろいろな視点で楽しんでください。

デート向き映画判定
Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』フェリシティ・ジョーンズ/デヴィッド・オイェロウォ

ロマンチックな展開はあまりありませんが、主人公が過去の恋愛関係について振り返るシーンが出てくるので、各々、そしてお互いに、どんな価値観でこれから生きていきたいかを考えるきっかけにできると思います。将来を共にするつもりのカップルなら、むしろ一緒に観たほうが、お互いが理想とする将来像を話せるし、今後の関係に見通しを立てられるのではないでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定
Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』カイル・チャンドラー

いろいろな経験を経た上で観るからこそ、いろいろな感情がより喚起されるストーリーではあるので、大人になってから観るほうが感情移入しやすいでしょう。ただ、北極や宇宙で起こるハラハラドキドキするシーンは、誰が観てもエンタテインメントとして楽しめるので、興味があればキッズやティーンの皆さんも観てみてはいかがでしょうか。

Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』ジョージ・クルーニー

『ミッドナイト・スカイ』
2020年12月23日よりNetflixにて配信開始/12月11日より劇場公開
公式サイト

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『バックルームズ』キウェテル・イジョフォー バックルームズ【レビュー】

この短編の再生数はなんと2億回を突破し、パーソンズ監督は17歳で本作の映画化に取りかかり、19歳の時に撮影、20歳で長編デビューを果たしました…

映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ/ジョン・レグイザモ 『私たちは、ちょうどいい。』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『私たちは、ちょうどいい。』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ かわいいだけじゃ務まらない!名子役特集Vol.4

今回も、主役から脇役まで存在感を大いに発揮している名子役をご紹介します!

映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』パンツェッタ・ジローラモ 『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』キャスト&監督登壇!先行プレミア試写会 5組10名様ご招待

映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』先行プレミア試写会 5組10名様ご招待

映画『平行と垂直 』安田章大/のん 平行と垂直【レビュー】

主演の安田章大にとって初の企画作品ともなる本作は、自閉スペクトラム症の兄、大貴(安田章大)と、妹の希(のん)の物語です…

映画『オークストリートの異変』アン・ハサウェイ/ユアン・マクレガー オークストリートの異変【レビュー】

本作が斬新なのは、日常に突如恐竜が入り込んでくる点です。文字どおり、家に恐竜が来ちゃうんです…

映画『私はあなたを知らない、』坂口健太郎/堀田真由/倉田瑛茉 私はあなたを知らない、【レビュー】

坂口健太郎が主演の中野量太監督作という情報のみで観たいと思い、ポスタービジュアル、あらすじ、キャッチコピーすら目にすることなく本編を拝見しました…

映画『Mr.ノボカイン』ジェイコブ・バタロン ジェイコブ・バタロン【ギャラリー/出演作一覧】

1996年10月9日生まれ。アメリカ出身。

映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春 『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり 時には懺悔を【レビュー】

打海文三による原作「時には懺悔を」には、著者自身が障がいを持つ息子を育てた実体験が反映されているとのことです…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『バックルームズ』キウェテル・イジョフォー
  2. 映画『平行と垂直 』安田章大/のん
  3. 映画『オークストリートの異変』アン・ハサウェイ/ユアン・マクレガー
  4. 映画『私はあなたを知らない、』坂口健太郎/堀田真由/倉田瑛茉
  5. 映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり

PRESENT

  1. 映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ/ジョン・レグイザモ
  2. 映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』パンツェッタ・ジローラモ
  3. 映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春
PAGE TOP