REVIEW
ケイン・パーソンズ監督は、「ネットの掲示板で見つけた“1枚の部屋の写真”に触発され、16歳でYouTubeの短編『The Backrooms(FOUND FOOTAGE)』を発表」しました。この短編の再生数はなんと2億回を突破し、パーソンズ監督は17歳で本作の映画化に取りかかり、19歳の時に撮影、20歳で長編デビューを果たしました。全米興収1位作品を生み出した最年少監督の記録としては、スティーブン・スピルバーグ監督が28歳の時に『ジョーズ』(1975)、ジョシュ・トランク監督が27歳の時に『クロニクル』(2012)、20歳のパーソンズ監督が本作で記録を更新しました。(映画公式資料)

そして、才能溢れるパーソンズの初長編監督作には、キウェテル・イジョフォーとレナーテ・レインスヴェが出演。“ソウ”“インシディアス”“死霊館”シリーズ等、ホラーのヒット作を多く手掛けてきたジェームズ・ワンが製作を務めています。
本作は途中まではホラー映画に思えません。でも、不思議な空間だなと思っているうちに、いつの間にかその空間にひきづりこまれています。そして、何が起こっているのかわからない、わからない、わからない…が続くからこそ、ゾゾッとします。
一方で、観ていて何となくわかっている気になる自分も存在します。それでも、最後に「あっ!ぎゃっ!」となるのがたまりません(笑)。だから、「ちょと待てよ」という余韻のせいで、また何かを“探しに”“確認しに、あの空間に”行きたくなります。

ここまで読んで「なんのこっちゃ?」と思っている方が大半でしょう。でも、本作は言葉で簡単に説明できない何かがあるからこそおもしろいんです。映画公式資料によると、「世界中のユーザーたちが次々と自由に新たな設定を考案」し、「“みんなで作る都市伝説”として成長していった」とあります。まさに、観る者の想像力を刺激する作品であることが、ユーザーの反応によって証明されています。
本作はいろいろな面で新しい風を吹かせてくれる1作です。映画史に名を残すであろう本作で描かれる“バックルームズ”への没入体験は、ぜひ映画館で味わってください。
デート向き映画判定

新しいタイプのホラーで、不思議な恐怖体験ができます。観終わった後に話したくなる内容なので、2人とも興味があるならデートで観ると会話が弾みそうです。ただし、単純明快で派手な展開の映画が好きな方を誘うには不向きです。
キッズ&ティーン向き映画判定

皆さんと年が近いパーソンズ監督が作ったので、同じ世代で共有する感覚的にビビッとくるものがあるかもしれません。パーソンズ監督は独学で映画制作、VFXを学んだそうです(映画公式資料)。同じように何かに興味がある方は、作り手としても良い刺激をもらえそうです。

『バックルームズ』
2026年9月4日より全国公開
ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも
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TEXT by Myson
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情報は2026年8月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。






























