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ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行【レビュー】

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映画『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

本作は、これまでに約16000作品を観てきたというマーク・カズンズ監督が、過去10年間の間に製作された111の映画について語るドキュメンタリーです。マーク・カズンズ監督がナレーションも務めており、その声がとても穏やかで、言葉がすごく詩的なので、それだけで独特の世界観があります。
そして、本作で取り上げられている映画もユニークな視点で選ばれていて興味深いです。観る方によっては、「自分はそんな視点で観てなかった」と思えるポイントもあり、映画マニアにはワクワクする内容となっています。マーク・カズンズ監督は365日、毎日映画を観ているだけあって、かなりマニアックな範囲まで網羅されています。ヘビーユーザーでも観ていない作品はいくつか出てくるので、本作を機に新たに観てみたくなる作品が見つかると思います。ただ、逆にいうと、かなりの数の映画を観ていないと、知らない作品ばかりで置いてけぼり感を抱いてしまう可能性もあります。上映時間も2時間47分と大変長いので、よっぽどの映画好きでなければ集中力が切れてしまうかもしれません。
ということで、観る人を選ぶ作品だと思いますが、映画をとことん掘り下げたい方は観てみてください。

デート向き映画判定
映画『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

誰もが知っている作品から、日本では観られない作品、マニアしか知らないのではないかという作品、とても古い作品まで取り上げられています。2人とも映画が大好きなら興味を持って観られると思いますが、どの程度映画が好きかわからない相手を気楽に誘えるタイプの作品ではありません。正直なところ、デートには向いていないと思います。1人で観るか、映画にどっぷりハマっている友達と観ることをオススメします。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

淡々と映画について語られている映画で、起伏があまりありません。2時間47分という上映時間の長さからも、キッズやティーン向けとはいえません。これから映画をたくさん観て、自分なりの観方、解釈のパターンを持った上で観たほうが、「そういう観方もあるのだな」という感覚で本作のおもしろさを一層感じることができると思います。ただ、映画制作に興味がある方は、勉強になるポイントがたくさんあるので、参考に観てみると良いでしょう。

映画『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』
2022年6月10日より全国順次公開
JAIHO
公式サイト

TEXT by Myson

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