REVIEW
なんとも初々しく、キュンキュンさせられて、観ているだけで20歳くらい若返りました(笑)。好きってどういう状態をいうのか、どうなったら恋と呼べるのかをまだ知らない、真逆のタイプの不器用さを持つ2人が、本気の恋に向き合う姿が清々しいです。


原作は、世界累計で820万部を突破する、やまもり三香の同名コミックです。主演の道枝駿佑は、学校一のモテ男子、市村琥珀を好演。琥珀は学校でアイドル的な存在なので、まさに道枝のアイドル力が全開で発揮されています。琥珀と並び王子と呼ばれ、女子から憧れられる女子、滝口宵は凜とした美しさがずば抜けています。安斉星来は、ボーイッシュで性格が真っ直ぐな宵のイメージにピッタリです。劇中で琥珀と宵はお互いに相手に目を奪われる状態に陥る一方、観客も2人に見とれてしまうはずです。

周囲から“イケメン”扱いをされる宵は、琥珀から女の子扱いをされて戸惑います。一方、モテ男子の琥珀は恋愛に慣れていると思われる点で苦戦します。このシチュエーションでは、宵が琥珀に警戒心を抱いても不思議ではありません。そんな宵が、序盤で琥珀に突きつけるとあるものが、ユニークでかつ、ある意味衝撃的です(笑)。その滑稽で可愛い行為にも、高校生らしさを感じます。

散々この手の映画を観てきた大人目線では、結末をわかった上で観てしまうものの、だからこそ、恋愛の過程も青春だなと実感します(笑)。ティーンはもちろん、大人も初心に戻り、気持ちを若返らせるきっかけに観てはいかがでしょうか。
デート向き映画判定

友達以上恋人未満の2人や、交際ホヤホヤの2人は特に、琥珀と宵のやり取りに親近感をもって、感情移入できそうです。なかなか素直になれず、きちんと自分の好意が伝わっているか不安になっている方は、恋を進展させる一歩を踏むために、本作に背中を押してもらうのも1つの手です。好きな相手と一緒に観ると、告白しやすいムードにできるのではないでしょうか。
キッズ&ティーン向き映画判定

高校生が主人公のラブストーリーなので、同世代の皆さんは身近に感じるでしょう。身近な要素もありつつ、良い意味で映画だからこそ叶う夢のようなシチュエーションも複数描かれているので、まさにエンタテインメントとして満喫できる1作です。道枝駿佑、安斉星来をはじめ、若手人気俳優やアイドルが多数出演しています。友達を誘って一緒に観ると一層盛り上がれそうです。

『うるわしの宵の月』
2026年10月23日より全国公開
東宝
公式サイト
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©2026映画『うるわしの宵の月』製作委員会 ©やまもり三香/講談社
TEXT by Myson
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情報は2026年10月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

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