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ママと神さまとシルヴィ・バルタン【レビュー】

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映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』レイラ・ベクティ

REVIEW

内反足で生まれた主人公が、母の強い愛によりさまざまな奇跡を経験する本作は、なんと実話を基にしています。そして、フランス国内では、150万人以上の動員を達成し、13週間という異例のロングランヒットを記録しています。(映画公式サイト)

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』レイラ・ベクティ

主人公のロランは、1963年、パリに住む家庭の6人きょうだいの末っ子として誕生します。ロランは内反足で生まれ、医師からは補助器具を付けなければ歩けないといわれたものの、母エステルだけはロランが皆と同じように歩けるようになると信じていました。

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』

ロランに奇跡は起こるのかが最大の見どころでありつつ、一つの奇跡で終わりません。何が起こるのかは観てのお楽しみとして、奇跡の背景には、タイトルの通り、ママ、神さま、シルヴィ・バルタンが絡んでいます。だから、真相を知ると、「なるほど!」となるはずです。

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』シルヴィ・バルタン

奇跡が描かれる一方で、母の強い愛が息子にどんな影響を与えたかも見どころとなっています。つまり、綺麗事だけではなく、母の強い愛が子どもにもたらす複数の側面が描かれています。さらに、あるきっかけで主人公自身が父との関係を振り返り、ハッとさせられるシーンがあります。そんな風に、誰もが親に抱く生々しい感情が、包み隠さず描かれています。

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』ジョナタン・コエン

いずれにしても、本作を観ると、親の存在の大きさを感じずにはいられません。子ども目線、親目線のどちらで観ても、何かしら気づきを与えてくれるでしょう。

デート向き映画判定

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』ジョナタン・コエン/ジョセフィーヌ・ジャピ

母と息子の強い絆が、恋愛や結婚にどんな影響を与えるのかという点でも考えさせられる内容です。観る視点によって、ロランと母親の関係、ロランと恋人との関係に抱く印象が変わると思います。お互いの家族関係で悩んでいるカップルは、本音を共有して、家族も含めた関係をより良くするために、本作を一緒に観るのもアリでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』レイラ・ベクティ

子どもの頃だけではなく大人になっても、ロランにとって、母エステルは大きな存在です。一方で、大人になったロランが、母との関係によって自分がどんな状況になっているか気づくシーンがあります。何が正解かは人によって異なるものの、親子関係について何かしら考えるきっかけになるでしょう。

映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』レイラ・ベクティ

『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』
2026年5月15日より全国公開
PG-12
クロックワークス
公式サイト

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© 2024 GAUMONT – EGÉRIE PRODUCTIONS – 9492-2663 QUÉBEC INC. (FILIALE DE CHRISTAL FILMS PRODUCTIONS INC.) – AMAZON MGM STUDIO

TEXT by Myson

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