REVIEW

Zola ゾラ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『Zola ゾラ』テイラー・ペイジ/ライリー・キーオ

SNSに投稿された2人の女の子の実体験が基になっているとのことで、可愛らしいストーリーなのかと思いきや、全然違います(笑)。R-18+なので、そりゃそうですね。物語は、ウェイトレス兼ストリッパーのゾラ(テイラー・ペイジ)が、レストランに客としてやってきたステファニ(ライリー・キーオ)と意気投合し、出会ってすぐながら 彼女に誘われて“出張”に出かけるというもの。2人はダンサーという共通点からすぐに仲良くなり、ステファニはゾラにダンスで稼ごうと誘います。でも、ゾラがいざ“出張”について行ってみると、なんだかおかしいぞという事態になるわけです。
最初ステファニがゾラに電話で仕事の誘いをしたあたりから怪しさ満点で、ゾラが心配になります。さらに、ステファニは2人の男を連れていて、彼等は何者なのかという点など、観ていて気になる要素がいっぱいです。そんな状況でゾラはどうするのかというのが見どころとなっており、ゾラはゾラで逞しい振る舞いを見せるので、予想外の展開に驚かされます。SNS投稿が基となっている点でも、その後あの辺やこの辺はどうなったのかときになるストーリー。ある意味エネルギッシュな作品で、ぶっ飛んでいます。多面的な背景をもちながら可愛さとぶっとび感のあるステファニをライリー・キーオが見事に演じているので、その点にもぜひご注目を。

デート向き映画判定
映画『Zola ゾラ』テイラー・ペイジ

カップルとして観ると複雑な心境になる展開がいくつもあり、デートでは観ないほうが良いと思います。セクシーなシーンが多めなので、映画デートによく行くカップルでもウブな2人はデートで観るのは避けたほうが良さそうです。内容的に知り合ったばかりの友達と観るよりは、1人で観るか、長年付き合いのある仲の良い友達と行くと良いでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『Zola ゾラ』テイラー・ペイジ/ライリー・キーオ

女子同士ですぐに意気投合しちゃうあたりは“あるある”な一方、こういう恐ろしい展開もあるのだなという事例として観ることができます。18歳以上のティーンの皆さんは、社会に出るとだんだん交友関係が広くなるので、友達選びの反面教師として観るのはいかがでしょうか。

映画『Zola ゾラ』テイラー・ペイジ/ライリー・キーオ

『Zola ゾラ』
2022年8月26日より全国公開
R-18+
トランスフォーマー
公式サイト

© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル ぼくらの居場所【レビュー】

カナダのトロント東部に位置するスカボローを舞台に、さまざまな背景を抱えた3組の親子の姿を…

映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師【レビュー】

第二次世界大戦下のドイツに実在した牧師、ディートリヒ・ボンヘッファーは、ナチスに支配された教会やユダヤ人達を救おうと奮闘…

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』SUMIRE 佐藤菫【ギャラリー/出演作一覧】

1995年7月4日生まれ。東京都出身。

映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング プレデター:バッドランド【レビュー】

おもしろい!いろいろユニーク!“プレデター”シリーズは…

映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ モンテ・クリスト伯【レビュー】

アレクサンドル・デュマ・ペールの傑作小説「巌窟王」を映画化した本作は…

映画『秒速5センチメートル』松村北斗 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『旅と日々』シム · ウンギョン/堤真一 旅と日々【レビュー】

つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』などを手がけた三宅唱監督が映画化…

映画『風のマジム』肥後克広 肥後克広【ギャラリー/出演作一覧】

1963年3月15日生まれ。沖縄県出身。

【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】羽佐間道夫、山寺宏一ほか 人気声優達が真剣勝負!会場が終始笑いに包まれた【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】本番リポート

発起人である羽佐間道夫のもと、山寺宏一、林原めぐみほか錚々たる人気声優達がズラリと顔を揃えたライブは今年で20周年を迎えました…

映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』ホン・サビン/シン・ジュヒョブ あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。【レビュー】

物語の始まりは、1995年の韓国、テグ。学校でいじめられていたドンジュン…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  2. 映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー
  3. 映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング
  4. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  5. 映画『秒速5センチメートル』松村北斗

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP