REVIEW

まともじゃないのは君も一緒

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『まともじゃないのは君も一緒』成田凌/清原果耶

“普通(まとも)”がわからない予備校講師と、“普通”をわかったつもりの教え子が、普通の恋愛とはどんなものかを探求していく物語で、観ている側も「普通って何だろう?」と一緒に考えられる作品です。予備校講師の大野役を演じた成田凌と、その教え子、香住役の清原果耶の「普通はこう」「それは普通じゃない」という掛け合いも見どころで、2人の演技力の高さも際立っています。大人目線だと、香住の恋愛模様にちょっと懐かしくなる部分もあると思いますが、同世代の方なら等身大で観られるのではないでしょうか。また、大野は数学一筋の真面目な講師で、恋愛においてもきちんとした回答を導き出そうとして、香住を質問攻めにしたりと、真面目さが少々仇になっている部分もありますが、その一方で、香住の話を聞き入れる素直さも感じられるので、女性ならそんな彼のギャップも楽しめます。さらに、小泉孝太郎、泉里香が、恋愛に関わるキーパーソンを演じているので、誰に共感できるか各キャラクターを観察しながら観るのもおもしろいと思います。恋愛&人間ドラマとして楽しめるのはもちろん、ご自身の普通の定義についても考えることができ、新しい気付きを与えてくれる作品です。ぜひいろいろな角度からお楽しみください。

デート向き映画判定
映画『まともじゃないのは君も一緒』成田凌/清原果耶

デートで観るのもオススメです。さまざまな恋愛模様が観られるので、ご自身の恋愛観を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。香住の恋愛は、長い付き合いのカップル目線だと初々しくて、懐かしいなと思いながら観られると思います。また、片想い中の方にとっては参考になるポイントも多くあります。誰かを好きになると、恋に盲目になりがちですが、彼女のように相手のことをしっかり見極めて、自分に合った相手を探してみてください。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『まともじゃないのは君も一緒』清原果耶

皆さんは高校生の香住と同じ目線で、大人の恋愛や、「普通って何だろう?」と考えることができます。劇中、香住が女友達から他の人の噂話を聞くシーンがありますが、きっと皆さんも同じように噂話を聞いた経験があるのではないでしょうか?ネタバレになるので詳細は言えませんが、その時に香住がとる行動は観ていてすごく爽快で、ぜひ皆さんにも真似して欲しいポイントです。また、香住のようにがっつり大人の恋愛を覗き見するような経験はなかなかできないと思うので、本作で大人の恋愛を疑似体験してみるのもアリです。

映画『まともじゃないのは君も一緒』成田凌/清原果耶/小泉孝太郎/泉里香

『まともじゃないのは君も一緒』
2021年3月19日より全国公開
エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト

©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル YADANG/ヤダン【レビュー】

タイトルについている“ヤダン”とは、「麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して報酬を得る司法取引のブローカー」…

映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ リリー・ジェームズ【ギャラリー/出演作一覧】

1989年4月5日生まれ。イギリス出身。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕 架空の犬と嘘をつく猫【レビュー】

家族の絆というより、家族の呪縛を描いているようでいて…

映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン おくびょう鳥が歌うほうへ【レビュー】

世界各国で翻訳され、ベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録「THE OUTRUN」を原作とした本作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイトが監督を務め、若くして数々の名作に出演してきた実力派シアーシャ・ローナンが主演を務めています…

ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈 スキャンダルイブ【レビュー】

昨今、問題が複数取り沙汰されている、芸能界の性加害をテーマにしたドラマということもあり、再現ドラマにすら感じる生々しさがあります…

Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年12月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年12月】のアクセスランキングを発表!

映画『コート・スティーリング』オースティン・バトラー コート・スティーリング【レビュー】

ダーレン・アロノフスキー監督とオースティン・バトラーがタッグを組んだ本作は…

Netflix映画『10DANCE』竹内涼真/町田啓太 10DANCE【レビュー】

井上佐藤による漫画「10DANCE」を原作とする本作は、鈴木信也(竹内涼真)と杉木信也(町田啓太)という1文字違いの名を持つ正反対の2人の天才ダンサーが主人公…

Netflix映画『ジェイ・ケリー』ジョージ・クルーニー/アダム・サンドラー ジェイ・ケリー【レビュー】

ジョージ・クルーニー、アダム・サンドラー、ローラ・ダーン、ビリー・クラダップ、ライリー・キーオ、ジム・ブロードベント、パトリック・ウィルソン、グレタ・ガーウィグ、エミリー・モーティマー、アルバ・ロルバケル、アイラ・フィッシャーなど、これでもかといわんばかりの豪華キャストが…

映画『ロストランズ 闇を狩る者』ミラ・ジョヴォヴィッチ ロストランズ 闇を狩る者【レビュー】

“バイオハザード”シリーズでお馴染みの2人、ミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン夫妻が再びタッグを組み、“ゲーム・オブ・スローンズ”の原作者、ジョージ・R・R・マーティンの短編小説を7年の歳月をかけて映画化…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  2. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン
  3. 映画学ゼミ2025年12月募集用

REVIEW

  1. 映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル
  2. 映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕
  3. 映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン
  4. ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈
  5. Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一

PRESENT

  1. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  2. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
PAGE TOP