REVIEW

泣きたい私は猫をかぶる

  • follow us in feedly
  • RSS
Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』

本作は、『ペンギン・ハイウェイ』で賞賛されたアニメーションスタジオ“スタジオコロリド”が手掛けた長編映画第2弾で、心に思っていることをなかなか言えない中学生達の青春物語となっています。友情、恋愛、親子関係、将来の夢など、キーポイントがたくさん散りばめられているので、どうやってまとめるのかなと気になりながら観ましたが、最後はスッキリしつつ、ちょっとジーンときます。
主人公の美代が、あることをきっかけに猫になるというファンタジックな設定がありますが、いつも明るく元気な美代が、その裏側で、実は誰にも言えない悩みを抱えているという、普遍的な設定もあり、すごく親近感が沸きました。大人目線で観ると、中学生の頃の歯痒い気持ちを思い出しつつ、彼女をとりまく大人達の思いにも共感できる部分があって、少し複雑な気持ちになるかも知れませんが、主人公が猫になって周囲の人達の思いを知ることで成長していく姿はとても頼もしく、いつの間にか応援したくなる気持ちでいっぱいになりますよ。子どもから大人まで幅広く楽しめる作品です。ぜひ誰かと一緒にご覧ください!

デート向き映画判定
Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』

デートでもオススメです。元々アニメーションが好きなカップルはもちろん、ファンタジーや青春ものが好きなカップルも楽しめますよ。観賞後は、これを機に親子関係や学生時代の話などをしてみるのも良いでしょう。また、中学生の恋愛模様が描かれているので、同世代のティーンで恋愛をこじらせ中の人が観ると、アプローチ方法を見直すきっかけにもなりそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』

主人公が猫になったり、喋る猫が登場したりと、ファンタジー要素がたくさん詰まっているので、キッズもティーンも楽しめます。特に主人公と同世代のティーンは、共感できるポイントが多いと思うので、ぜひ登場人物の行動や言動に注目しながら観てください。誰でも悩みごとがあると思いますが、主人公が何に悩み、その感情とどう向き合うのか観て、ご自身の感情を客観的に考えてみるのも良いと思います。

Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』

『泣きたい私は猫をかぶる』
2020年6月18日よりNetflixにて配信開始
公式サイト

© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『リトル・ジョー』エミリー・ビーチャム リトル・ジョー

エミリー・ビーチャムとベン・ウィショーの怪しげな白衣姿にも興味をそそられる本作は、あるバイオ企業で新種の植物開発に取り組む研究者のアリスが、持ち主に幸せをもたらす特殊な花の開発に成功するも…

映画『悪人伝』マ・ドンソク 悪人伝

ヤクザと刑事が手を組んで、無差別連続殺人犯を追い詰めるという奇想天外なお話ですが、本作は実際の事件に基づいて創作されたというから驚き。どこまでが実際の事件の部分で、どこからがフィクションなのかとても気になりますが…

Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』荒川良々 呪怨:呪いの家

映画の“呪怨”シリーズは、清水崇監督の邦画版と洋画版(サム・ライミ製作)の両方で何作も作られたので、もう慣れたつもりで最初は余裕をぶっこいて観てましたが…

映画『チア・アップ!』チャーリー・ターハン チャーリー・ターハン

1998年6月11日アメリカ、ニュージャージー州生まれ。2007年から子役としてキャリアをスタートさせ、8歳の時にウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』で長編映画デビューを飾る。2010年の映画『きみがくれた未来』では…

映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』ペルニラ・アウグスト ブリット=マリーの幸せなひとりだち

具体的に何がと言い表すのは難しいですが、スウェーデン映画独特の空気感がとても心地良く感じられる作品。原作者は『幸せなひとりぼっち』のフレドリック・バックマンで…

映画『MOTHER マザー』長澤まさみ/奥平大兼 心理学から観る映画15-2:人格や人間関係に大きく影響する“愛着”の問題

前回の“移行対象”のお話の中で少し“愛着”について触れました。愛着(アタッチメント)とは「特定の人と結ぶ情緒的なこころの絆」(米澤好史 2020)と定義されていて、愛着形成の3つの基地機能として、安全基地、安心基地、探索基地という機能があるということをご紹介しました。今回はさらに“愛着”について掘り下げます。

映画『透明人間』エリザベス・モス 透明人間

この物語には2種類の怖さがあり、1つは透明人間にまでなって主人公セシリアを追ってくるエイドリアンという男の…

映画『タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング〜』ローラ・ベンソン タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング〜

ルーマニア出身の女性監督アディナ・ピンティリエが手掛けた初めての長編映画となる本作が、世界三大映画祭の1つとされるベルリン国際映画祭2018で金熊賞(最高賞)と最優秀新人作品賞をW受賞し…

Netflixアニメシリーズ『日本沈没2020』 日本沈没2020

原作となる小松左京の「日本沈没」という小説は知っていましたが未読なので、内容は詳しく知らずに観ました。まず、こんなに序盤からどんどん重要キャラクターがいなくなるのかという驚きで釘付けになり…

映画『悪の偶像』ハン・ソッキュ ハン・ソッキュ

1964年11月3日韓国、ソウル市生まれ。東国大学演劇映画科で学び、いくつかのTVドラマ出演を経て、1995年に『ママと星とイソギンチャク』で映画デビューを果たした。1997年、イ・チャンドン監督のデビュー作…

おすすめ記事

トーキョー女子映画部主宰:マイソン アバターイラスト10周年 皆様へ感謝!10周年記念特集:トーキョー女子映画部のまだまだ短い歴史

2020年7月で、トーキョー女子映画部は開設10周年を迎えました!ここまで続けてこられたのも皆さんのおかげです。本当に、本当にありがとうございます!他の多くの企業やWEBサイトに比べれば、10年なんてまだまだ若いですが、超マイペースでちゃらんぽらんな私からすると「10年ももった!」というのが本音です(笑)。そんなトーキョー女子映画部ですが、今回はこの機会にこの10年を振り返らせて頂きます。

映画『メン・イン・ブラック3』ウィル・スミス 楽しい妄想シリーズ:1日あの人になってみたい!〜コメディ俳優編〜

楽しい妄想シリーズ「1日あの人になってみたい!」企画第2弾!今回は“コメディ俳優編”です。皆さんがもし1日だけコメディ俳優になって映画に出られるとしたら、誰になってみたいですか?今回も楽しく妄想して頂きました!

映画『レヴェナント:蘇えりし者』レオナルド・ディカプリオ イイ男セレクションランキング2020<海外40代俳優 総合ランキング>

今回はついに総合ランキングを発表!各部門で接戦を繰り広げた海外40代俳優ですが、総合ランキングはどんな結果になったのでしょうか?

コロナ渦のみんなの映画生活調査2イメージ 自粛期間中、映画生活スタイルはどう変わった?:コロナ禍のみんなの映画生活調査2

前回に引き続き、皆さんのコロナ禍の映画生活調査の後編をお送りします。自粛期間中は映画館が休業となっていましたが、皆さんの映画生活スタイルに変化はあったのでしょうか?

コロナ渦のみんなの映画生活調査1イメージ 映画館休業中、映画好き女子は何で映画を楽しむ?:コロナ禍のみんなの映画生活調査1

新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言が解除されつつありますが、まだまだ気を緩められませんね。そんな状況のなか、皆さんは映画をどう楽しんでいるのでしょうか?今回はコロナ禍の映画生活について、調査しました。

銃イメージ画像 あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『レオン』

「勝手にキャスティング企画!」第3回は『レオン』。まだ子役だったナタリー・ポートマンが、当時から可愛くて、演技も素晴らしく、虜になった方も多かったのではないでしょうか?今回はそんな本作をリメイクするとしたら、ジャン・レノが演じたレオン・モンタナ、ナタリー・ポートマンが演じたマチルダ・ランドーを、誰が演じるのが良いか、考えて頂きました!

映画『アトミック・ブロンド』シャーリーズ・セロン 楽しい妄想シリーズ:1日あの人になってみたい!〜アクション俳優編〜

楽しい妄想シリーズとして、新たに「1日あの人になってみたい!」企画をスタート。第1弾は“アクション俳優編”です。皆さんがもし1日だけアクション俳優になって映画に出られるとしたら、誰になってみたいですか?今回も楽しく妄想しながら回答頂きました!

映画『タイタニック』レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『タイタニック』

「勝手にキャスティング企画!」第2回は『タイタニック』。名作中の名作で、日本でも一大ムーブメントを起こしたあの頃が懐かしいですね。今回はそんな本作をリメイクするとしたら、レオナルド・ディカプリオが演じたジャック・ドーソン、ケイト・ウィンスレットが演じたローズ・デウィット・ブカターを、誰が演じるのが良いか、考えて頂きました!

映画『ルーム』ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ ここが手掛ける映画は間違いない!映画好き女子が選んだ【A24】ランキング

皆さんは“A24”というスタジオをご存知でしょうか?「あれもこれもここが手掛けたの!」と驚くほど、…

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マイケル・J・フォックス/クリストファー・ロイド あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

「勝手にキャスティング企画!」ということで、あの名作をリメイクするとしたら誰をキャスティングしたら良いか、皆さんと妄想してみました。第1回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。主人公マーティ・マクフライと、ドクことエメット・ブラウン博士は、誰が演じるのが良いか、俳優の名前とキャスティング理由を挙げて頂きました。

REVIEW

  1. 映画『リトル・ジョー』エミリー・ビーチャム
  2. 映画『悪人伝』マ・ドンソク
    悪人伝

  3. Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』荒川良々
  4. 映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』ペルニラ・アウグスト
  5. 映画『透明人間』エリザベス・モス
    透明人間

  6. 映画『タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング〜』ローラ・ベンソン
  7. Netflixアニメシリーズ『日本沈没2020』
    日本沈没2020

  8. 映画『チア・アップ!』ダイアン・キートン
  9. 映画『アングスト/不安』アーウィン・レダー
  10. 映画『MOTHER マザー』長澤まさみ/奥平大兼
    MOTHER マザー

部活・イベント

  1. トーキョー女子映画部主宰:マイソン アバターイラスト10周年
  2. 映画『スキャンダル』シャーリーズ・セロン/ニコール・キッドマン/マーゴット・ロビー
  3. 海外ドラマ『SUITS︓ジェシカ・ピアソン』ジーナ・トーレス/モーガン・スペクター/シャンテル・ライリー/ベサニー・ジョイ・レンツ/サイモン・カシアニデス/ウェイン・デュヴァル
  4. 映画『ダウントン・アビー』ヒュー・ボネヴィル/エリザベス・マクガヴァーン/マギー・スミス/ミシェル・ドッカリー/ローラ・カーマイケル/アレン・リーチ/ブレンダン・コイル/ジョアン・フロガット/ロブ・ジェームス=コリアー/レスリー・ニコル/ソフィー・マックシェラ/マシュー・グード/ジム・カーター/イメルダ・スタウントン
  5. 映画『おいしい家族』完成披露試写会(第105回部活)松本穂香、ふくだももこ監督
PAGE TOP