REVIEW
遅ればせながら、映画館で鑑賞してきました。シルバーウィークの祝日昼間、関西圏のシネコンで鑑賞し、子どもから大人までさまざまな層の方が来場されていました。入場者特典第5弾にあたる「ひみつ本」もいただきました。とてもしっかりした冊子ですごくお得感ありです。
本シリーズは以前から話題になっていたので、短編アニメは観たことがあったものの完全にビギナーとして本作を鑑賞しました。本作が劇場公開されると、SNSでは「怖い」という意外な投稿もみられたので、余計に興味を持ったのは私だけではないはずです。可愛い癒し系アニメだと思っている方なら、本作の意外性に一層魅力を感じるでしょう。
どのキャラクターも身近にいそうな性格なので、とても親近感がわきます。明確な言葉で話すキャラクターと、ニュアンスで表現するキャラクターがいる点も新鮮です。後者の感情は非言語コミュニケーションだけで表現されているので、観客にとっても知らぬ間に他者の感情を読み取る練習となっていそうです。
また、善悪を杓子定規に描くのではなく、主人公にさまざまな視点で考えさせ、同時に観客に考えさせるストーリーが秀逸です。このストーリーは子どもにはもちろんのこと、大人にも有意義な思考の機会をもたらしてくれます。
可愛いくて楽しいだけじゃなく、スリリングで切ないストーリーはとても見応えがあります。子どもから大人まで魅了する理由は観て納得しました。クスクス笑いながらも、正解のない問いに対する答えを探したり、キュンと切なくなったり、1作で何粒も楽しめる作品です。最後はちょっとゾクッとさせられて、もしかしてもしかするとこのまま続きが作られるのかしらと期待しています。
デート向き映画判定
子ども向けの作品かと思いきや、大人でも充分に楽しめて、癒されつつも見応えのあるストーリーなので、大人カップルでも楽しめます。大切な仲間のために奮闘、葛藤するキャラクター達の姿を観て、お互いの存在の大切さも実感できると思います。
キッズ&ティーン向き映画判定
前述した通り、楽しさがしっかりある上で、考えさせるストーリーとなっているので、教育視点でも有用な作品です。私は社会性と情動の学習(通称SEL)への映画の活用を研究しているので、ついついその視点でも観てしまうなか、本作はまさに社会性と感情を学べる要素が豊富にあると感じました。友情物語として胸を打つ内容なので、ぜひ友達と観てください。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
2026年7月24日より全国公開
東宝
公式サイト
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©ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会
TEXT by Myson
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情報は2026年9月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。




























