REVIEW
平山讓の「4アウト -ある障害者野球チームの挑戦」を原作とする本作は、東京で初めて結成された身体障害者野球チーム“東京ブルーサンダース”創設にまつわる実話を基に映画化されました。ちなみに、原作者の平山讓は、本作で稲垣壮洋監督と共に脚本も担当しています。

社会人野球で活躍してきた矢上雄一(相葉雅紀)は戦力外通告を受け、障がい者スポーツセンターに転職します。そこで矢上を待っていたのは、自分達で野球チームを作ろうとしていた泉(松本利夫)達でした。監督を頼まれた矢上は最初断るつもりでいたものの、同僚や所長(⻫藤由貴)から反発され、逆にやる気に火が付き、監督を引き受けます。

この野球チームには、さまざまな障がいを抱えた人達が集ってきます。片腕の選手もいれば、車椅子に乗る選手もいて、それぞれに体の使い方を工夫しなければいけません。そして何より怪我をさせてはいけない、体調を悪化させてはいけないという制約があります。

それでも後半では「なるほど、そうするのか!」というファインプレーが出てきます。そうしたシーンを観ると、自分自身の先入観に改めて気づかされます。そして、誰にでも「できる」方法は必ずあって、それを見つけていく姿に勇気をもらえます。

実話を基にしているので、無理矢理サクセスストーリーのようには描かれていません。そして、「こんなもんでいいや」で終わらずに、勝ちにこだわる姿に胸が熱くなります。スポーツの素晴らしさ、仲間がいて居場所がある大切さを教えてくれる1作です。
デート向き映画判定

野球一筋だった矢上自身も、第二の人生を歩み出す物語です。矢上と同じような状況にいる方は自分を客観視する機会にできそうですし、支える側の方は、矢上を時に叱り、時に励ます妻の道子(前田亜季)の姿が参考になるでしょう。他にも苦難を乗り越えようとするカップルが登場するので、パートナーシップについて考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
キッズ&ティーン向き映画判定

部活に全力を注いでいる方は特に感情移入しやすいであろうキャラクターも登場します。特にスポーツの場合は、怪我をする可能性が避けられません。選手生命が脅かされる状況にあるなか、もがき苦しむキャラクターがどうやって前を向けるようになるのかを観ると、何かしら感じるところがあると思います。そのまま真似るというのではなく、自分の心がどう動くのかを知るために観るのもアリでしょう。

『4アウト ─もう一度、プレイボール─』
2026年11月6日より全国公開
S・D・P
公式サイト
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© 2026 映画「4 アウト」製作委員会
TEXT by Myson
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情報は2026年11月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

- イイ俳優セレクション/相葉雅紀(後日UP)
- イイ俳優セレクション/黒島結菜
- イイ俳優セレクション/⻫藤由貴(後日UP)
- イイ俳優セレクション/佐々木蔵之介
- イイ俳優セレクション/花瀬琴音
- イイ俳優セレクション/前田亜季(後日UP)




























