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ヴォイス・オブ・ラブ【レビュー】

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映画『ヴォイス・オブ・ラブ』ヴァレリー・ルメルシエ

本作は、世界的歌姫セリーヌ・ディオンの人生をモデルにした物語で、主人公をヴァレリー・ルメルシエが演じ、監督と脚本も兼任しています。主人公の名前は、ヴァレリー・ルメルシエが「実在のセリーヌ・ディオンは、今も活躍中の歌手であり、世界に1人しかいない存在」と考え、敬意を表すために敢えてアリーヌ・デューに変えているそうです。ヴァレリー・ルメルシエが体現するアリーヌは本当にセリーヌ・ディオンにそっくり!その再現度からも彼女のセリーヌ・ディオンに対するリスペクトが感じられます。
物語は、アリーヌの幼少期から映し出され、大家族の中で育ったことや、音楽の世界にどう飛び込み、スターダムにのし上がっていったのかが描かれています。また、その過程で有名音楽プロデューサーのギィ=クロードとの出会いも描かれており、ラブロマンスとしても楽しめます。そして、『タイタニック』の主題歌としても有名な“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”をはじめ、“オール・バイ・マイセルフ”“アイム・アライヴ”などの楽曲が大迫力のライブシーンと共に観られる点もとても贅沢です。セリーヌ・ディオンのファンの方はもちろんですが、これを機にセリーヌ・ディオンに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。映画好き、音楽好き共に満足できる作品だと思います。

デート向き映画判定
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』ヴァレリー・ルメルシエ/シルヴァン・マルセル

アリーヌの恋愛模様も描かれているので、デートにもオススメです。アリーヌは年の差が倍くらいある相手に恋をするので、同じような恋愛をしている方なら特に共感できる点も多いと思います。また、アリーヌの家族関係も映し出されているので、これを機にお互いの家族の話をするのもアリです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』ヴァレリー・ルメルシエ

田舎に住む普通の女の子がスターになっていく姿を皆さんもワクワクしながら観られるのではないでしょうか。子ども時代のアリーヌは、世界的な歌手になるために歌の練習に限らずさまざまなことに努力しています。そんな彼女を参考に皆さんもどんなことにも努力を惜しまず、夢や目標に進んでいってください。

映画『ヴォイス・オブ・ラブ』ヴァレリー・ルメルシエ

『ヴォイス・オブ・ラブ』
2021年12月24日より全国公開
セテラ・インターナショナル
公式サイト

©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belg

TEXT by Shamy

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