映画『バッドガイズ』批評、デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

REVIEW

バッドガイズ

強面で皆から恐れられる怪盗集団“バッドガイズ”の面々は次から次へと難関な盗みを成功させています。彼等はある日、伝説のお宝を盗もうと大胆な作戦を敢行。でも、そこで遂に逮捕されてしまい、数々の善行で有名なマーマレード教授のもとで更生プログラムを受けることになります。ここまでのあらすじを読んで、皆さんは今後の展開をある程度想像されると思いますが、物語は予想を超えたところまで発展していきます。ドリームワークスの可愛らしいアニメーションなのでファミリー向けであることはもちろんですが、もう一ひねりあることで大人も楽しめる内容となっています。
その真相は本編で観ていただくとして、一言でまとめて本作はとってもイイ話です。そして一方で、綺麗事に終わらせていない点、つまり社会の現実を描いている点で、子ども達にとっても社会勉強になる部分が含まれています。観終わった後は卑屈な気分が洗われて、何だか希望も湧いてきます。年齢を問わず本作を観て癒されてください。

怪盗集団の物語なので、アクションも豊富です。アクションもストーリーも見応えがあり、気まずいシーンはないので、初デートでも安心して観られます。クスッと笑えるところもあり、和やかなムードになれるので、デートで緊張しちゃいそうな方にもオススメです。

怪盗集団“バッドガイズ”の友情物語も本作の見どころです。いつも一緒にいる友達に変化が起こってきたら、何だか心に距離ができそうで不安になるかもしれません。でも、本作を観ると絆があれば大丈夫だと思えるはず。仲良しグループがいるなら、皆で一緒に観ると良いでしょう。

『バッドガイズ』
2022年10月7日より全国公開
東宝東和、ギャガ
公式サイト

TEXT by Myson

ケヴィン・ドイル

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