REVIEW

ベテラン 凶悪犯罪捜査班【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』ファン・ジョンミン/チョン・へイン

REVIEW

2015年に韓国で大ヒットを記録した『ベテラン』の第2弾となる本作は、リュ・スンワン監督が再びメガホンをとり、主演のファン・ジョンミンが続投しています。さらに、チョン・ヘインが新たに加わりW主演を飾っています。
本作では、法の網の目をすり抜けた悪人達を粛正する連続殺人事件が起こります。ベテラン刑事のソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)と、凶悪犯罪捜査班の刑事達が犯人を追うなか、新たな試練が訪れます。

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』ファン・ジョンミン/チョン・へイン

やっぱりまず注目すべきは、アクションシーンです。本作では階段や水場のアクション、カーアクションなど見どころが満載です。ファン・ジョンミンとチョン・ヘインはかなり体を張り、激しいアクションをカッコ良くこなしています。個人的には終盤の犯人との直接対決のシーンがお気に入りです。

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』チョン・へイン/アン・ボヒョン

そして、頭の良い犯人に翻弄されるドチョル達チームの姿にも注目です。法では裁かれなかった悪人を裁く犯人の正義と、法の下事件を追う刑事達の正義とのぶつかり合いはとても見応えがあります。また、不条理な司法制度に憤り、インターネット上で犯人を正義のヒーローだともてはやす人々の姿もリアルに描かれています。そういう意味では現実社会と照らし合わせて考えるきっかけになるのではないでしょうか。
エンドロール後にはサプライズがあるので、ぜひ最後までご覧ください。

デート向き映画判定

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』ファン・ジョンミン

クライムアクションがメインの作品なので、ムードを盛り上げる要素はありませんが、気まずくなる要素はないので、デートで観るのもアリです。また、本作はシリーズの2作目なので、鑑賞前or後に一緒に1作目を観るのも良いと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』チョン・へイン

アクション映画として皆さんも楽しめます。刑事達が頭の良い犯人をどう追い詰めるのか、先の展開を予測しながら観てください。また、ドチョルの息子が学校である問題を抱えているので、自分ならどうするか考えながら観ると何か教訓が得られそうです。

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』ファン・ジョンミン/チョン・へイン

『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
2025年4月11日より全国公開
KADOKAWA、KADOKAWA K プラス
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

TEXT by Shamy

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「なんとなく孤独、これでいいの?」

今回も、正式部員の皆さんからいただいたお悩み相談を2件取り上げました。最後に、2025年10月劇場公開作品の中で特にオススメの3作品を紹介しています。

映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』オリヴィア・コールマン/ベネディクト・カンバーバッチ ローズ家~崖っぷちの夫婦~【レビュー】

REVIEW昔、同じような設定の映画があった気がすると思っていたら、やはり元ネタはマイケル…

映画『恋に至る病』長尾謙杜/山田杏奈 恋に至る病【レビュー】

斜線堂有紀による小説を、長尾謙杜と山田杏奈をW主演に迎え映画化した本作。転校生の宮嶺(長尾謙杜)は…

映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗 『爆弾』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『爆弾』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『おーい、応為』長澤まさみ 心理学から観る映画58:遺伝と環境がヒトに与える影響『おーい、応為』

今回は、葛飾北斎の娘、お栄(長澤まさみ)の半生を描いた『おーい、応為』を題材に、遺伝と環境が才能に与える影響について考えてみます。

海外ドラマ『ウェンズデー シーズン2』ジェナ・オルテガ ジェナ・オルテガ【ギャラリー/出演作一覧】

2002年9月27日生まれ。アメリカ出身。

映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛 愚か者の身分【レビュー】

闇ビジネスに関するニュースが増えてきた日本において、本作で描かれているような出来事は…

映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平 次元を超える【レビュー】

キービジュアルとタイトル、「人はどこから来て、どこへ行くのか」という意味深なキャッチコピーだけで観たくなったのは…

映画『見はらし世代』黒崎煌代 黒崎煌代【ギャラリー/出演作一覧】

2002年4月19日生まれ。兵庫県出身。

映画『ヒポクラテスの盲点』 ヒポクラテスの盲点【レビュー】

新型コロナウイルスワクチンの被害が起こっている現実に着目した、中立した立場の取材に基づくドキュメンタリー…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion ファイナンシャルプランナーから学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  2. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
  3. 映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女

REVIEW

  1. 映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』オリヴィア・コールマン/ベネディクト・カンバーバッチ
  2. 映画『恋に至る病』長尾謙杜/山田杏奈
  3. 映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛
  4. 映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平
  5. 映画『ヒポクラテスの盲点』

PRESENT

  1. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗
  2. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
PAGE TOP