REVIEW
日露共同製作で2021年に日本で劇場公開された『ハチとパルマの物語』から、流れを組んでいる本作には、前作のメインキャラクターがそのまま登場しています。キャストも、レオニド・バーソフ、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ、ヴァレリア・フョドロビチ、ウラジミル・イリンが続投しています。

コーリャ(レオニド・バーソフ)やラザレフ(ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ)達は、事情があり一家揃って田舎町に引っ越してきます。パイロットのラザレフは小型機で人や物を運送しています。そんなある日、自分が運転する小型機の後部座席でこぐまを発見。ひょんなことから、そのこぐまを家で預かることにします。

一家が皆優しいのはもちろんのこと、犬のパルマが本当に賢くて優しくて、動物同士のやり取りにホッコリさせられます。ついつい、どこからどこまで動物の実際の動きで、どこからが人工的なのか気になってしまうのですが、逆にいえばその違いがわからないくらい精巧に作られています。

前作と異なり本作は、アルメニアとロシアが製作国となっています。お国柄のせいなのか、監督や脚本の演出のせいなのかは不明ながら、独特のユーモアがあって、クスクス笑えるシーンが心地よいです。途中、シャーマンがどうのこうのと、スピリチュアルな要素を全面に出してくるクセの強いキャラクターが登場します。彼の登場によりコメディ色が一層増しています。

一方で、どんな動物も敵視するキャラクターが登場し、ハラハラドキドキさせられるシーンも満載です。緩急があって、動物だけのシーン、人間と動物のシーンとバランス良く構成されている点も本作の魅力です。ドラマチックなストーリーを楽しみつつ、癒されたい方にオススメの1作です。
デート向き映画判定

お互いを思い合うからこそ家族にいえない悩みも描かれていて、夫婦関係がどうなるのかもちょっとした見どころとなっています。“あるある”な状況が描かれているので現実味を感じながら観られる一方で、気まずくなる心配はありません。自分達も同じような状況になっていないか、良い意味で客観視できる機会にできそうなので、カップルや夫婦で観るのもアリでしょう。
キッズ&ティーン向き映画判定

可愛い動物が出てくるので、キッズにも楽しめる内容です。2時間と少し集中力が続く自信があれば、年齢は問いません。また、皆さんと近い年頃のキャラクターが出てくるので、彼等が抱えている悩みに共感できる部分もあるのではないでしょうか。本作を気に入ったら、前作を観てみるのも良いですね。

『こぐまとパルマの物語』
2026年8月28日より全国公開
平成プロジェクト
公式サイト
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©2026 こぐまとパルマの物語 製作委員会
TEXT by Myson
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情報は2026年8月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。





























