REVIEW
リドリー・スコット監督、ジェイコブ・エロルディ主演の本作は、ピーター・ヘラーの同名ベストセラーを原作としています。そして、キービジュアルから伝わってくる通り、犬が重要な存在となっており、本作の原題も、“The Dog Stars”とつけられています。

キービジュアルから受ける印象では、主人公のヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)と愛犬ジャスパー以外のキャラクターはあまり出てこないのかと思いきや、さまざまな背景のキャラクターが登場します。ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー、ガイ・ピアース、アリソン・ジャネイ、ベネディクト・ウォンといった豪華実力派キャストがどんなキャラクターで登場するのか楽しみにしてください。
物語の舞台は、謎のパンデミックにより人間が激減した終末の世界です。具体的な西暦はここでは敢えて書かないでおきますが、劇中で描かれる、資源の残り具合などでも想像できつつ、セリフでわかるシーンがあります。具体的にわかった時点からは、この世界の見え方が変わる感覚も味わえます。

そして、本作にはもう一つ特徴があり、ヒッグだからできる事柄が、展開に大きく関わります。私は毎度ながら極力前情報を入れずに観たので、その要素がとても新鮮で楽しめました。
もちろん、リドリー・スコット節も効いています。リドリー・スコット監督といえば、“エイリアン”シリーズの中の複数作品、“グラディエーター”シリーズ、『オデッセイ』(2015)など、サバイバル要素が特徴的な作品が多くあります。また『テルマ&ルイーズ』で描かれた、ある意味での「越境」的要素や、『ブラックホーク・ダウン』に通じるミリタリーの要素など、リドリー・スコット監督作の集大成という印象があります。

生存者同士で資源の奪い合いが起こり、秩序がなくなっている終末世界で、過激な描写も含まれています。一方で、壮大な自然が感じられるシーンや、クスッと笑えるシーンも挟まれていて、緩急が絶妙です。約2時間があっという間のサバイバルをぜひ体感してください。
デート向き映画判定

ハラハラドキドキするサバイバル劇がメインでありつつ、デートのムードを良くしてくれそうな要素もチラッとあります。観る方によっては、その要素は要らないという方もいそうですが、割と控えめで現実味も保たれている描き方になっているので、モヤモヤし過ぎることもなく、誰でも観やすいと思います。
キッズ&ティーン向き映画判定

特に記憶に残る部分としては1箇所、リドリー・スコット監督らしい過激なシーンが急にぶっ込まれます(笑)。なので、それなりに激しい描写もあるアクション映画でも大丈夫なら観てみてください。PG-12となっている点からもわかる通り、中学生以上になってから観るほうが良いかなと思います。

『ラスト・サバイバー』
2026年8月28日より全国公開
PG-12
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
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TEXT by Myson
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- イイ俳優セレクション/アリソン・ジャネイ(後日UP)
- イイ俳優セレクション/ガイ・ピアース
- イイ俳優セレクション/ジェイコブ・エロルディ
- イイ俳優セレクション/ジョシュ・ブローリン
- イイ俳優セレクション/マーガレット・クアリー





























