REVIEW

ルート29【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ルート29』綾瀬はるか/大沢一菜

REVIEW

本作は、『こちらあみ子』で監督デビューし、第27回新藤兼人賞金賞をはじめとする賞を多数受賞した森井勇佑監督の2作目となる作品です。
清掃員の中井のり子(綾瀬はるか)は、人と最低限のコミュニケーションしか取りません。そんなのり子はある日、清掃の仕事で訪れた病院で、入院患者の理映子(市川実日子)から、離れて暮らす娘を連れてきて欲しいと依頼されます。そこから突如、のり子は旅に出かけます。

映画『ルート29』綾瀬はるか/大沢一菜/高良健吾/原田琥之佑

何が起こるかということは本編で観ていただくとして、ほぼ着の身着のままで、鳥取から姫路へ向かったのり子と、再び鳥取に戻ってきたのり子で、物理的に持っているものはほとんど変わらないものの、心の中は全く違っているのがわかります。のり子は感情をあまり出さないため、他人に無関心だと思われがちでありながら、分け隔てなく人に接する姿から、ピュアな人柄が伝わってきます。それは、ハル(大沢一菜)も同じです。2人の様子や、他者が加わった時の様子を見ていると、2人のように自然体にいることが難しい世の中になったのかなとふと思います。でも、本作を観ると、心を少しフラットに戻せるような気がします。

デート向き映画判定

映画『ルート29』綾瀬はるか/大沢一菜/伊佐山ひろ子

デートで観て気まずくなるような展開はないので、2人とも興味があれば一緒に観るのもありでしょう。独特な世界観で描かれているので、作品の好みが合えば、2人の相性も良いということかもしれません。美しい景色が映るので、気になったら調べてみて、国内旅行の計画を立てるのも良さそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ルート29』綾瀬はるか/大沢一菜

長い道をただただ歩くだけで、いろいろな冒険が待っています。皆さんはハルの視点で、旅をしている気分を味わえると思います。本作を観て、デジタルなものに囲まれている日常から離れて、大自然の中で野生的に過ごす日々を擬似体験してみてはどうでしょうか。

映画『ルート29』綾瀬はるか/大沢一菜

『ルート29』
2024年11月8日より全国公開
東京テアトル、リトルモア
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©︎2024「ルート29」製作委員会

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年10月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』 スペルマゲドン 精なる大冒険【レビュー】

思春期の少年のカラダの中で、“スペルマゲドン”の瞬間を待つ精子達の姿を描くという奇想天外なストーリーながら、大作系アニメーションの…

映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽 レンタル・ファミリー【レビュー】

REVIEW『ザ・ホエール』で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが主…

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ジョシュ・ハッチャーソン ジョシュ・ハッチャーソン【ギャラリー/出演作一覧】

1992年10月12日生まれ。アメリカ出身。

映画『ブゴニア』エマ・ストーン ブゴニア【レビュー】

それぞれに強烈な世界観を持つ作品を作り出してきたヨルゴス・ランティモスとアリ・アスターがタッグを組んだ本作は…

映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス たしかにあった幻【レビュー】

フランス、パリから神戸にやってきたコリー(ヴィッキー・クリープス)を主人公とした本作では、コリーの目線を通して日本人の死生観が…

映画『禍禍女』南沙良 禍禍女【レビュー】

南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、鈴木福といった若手実力派が名を連ね、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた本作は、監督自身が経験した実際の恋愛を基に作られた…

Netflix映画『ジェイ・ケリー』アダム・サンドラー アダム・サンドラー【ギャラリー/出演作一覧】

1966年9月9日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『レンタル・ファミリー』ヒット祈願&記者会見:HIKARI監督、ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、ゴーマン シャノン 眞陽、柄本明 この作品は孤独、寂しさへのラブレター『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー来日!ヒット祈願&記者会見

『37セカンズ』で世界的な注目を集めたHIKARI監督の最新作『レンタル・ファミリー』の公開を控え、主演のブレンダン・フレイザーが約2年ぶりに来日を果たしました。

映画『FRÉWAKA/フレワカ』クレア・モネリー FRÉWAKA/フレワカ【レビュー】

REVIEWタイトルになっている“フレワカ”は、「現地の言葉<fréamhacha(フレー…

映画『トゥギャザー』アリソン・ブリー/デイヴ・フランコ トゥギャザー【レビュー】

とにかく強烈な作品です(笑)。脚本も担当したマイケル・シャンクス監督は…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. 映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』
  2. 映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽
  3. 映画『ブゴニア』エマ・ストーン
  4. 映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス
  5. 映画『禍禍女』南沙良

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP