REVIEW

サーホー

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『サーホー』プラバース

裏社会の権力争い、その鍵を握る強盗計画、警察の捜査という3つの軸でストーリーが展開。今回プラバースはビックリするくらいチャラい捜査官を演じていますが、それだけで終わるはずがありません。真相は映画本編を観てのお楽しみということにしますが、そういった強烈なインパクトを放つ要素に目がいっているうちに、本作の術中にハマるのが心地良いんです。最近のインド映画は歌って踊るシーンが少なくなったり、全くなかったりしますが、本作はしっかりPV風のシーンが入ってます。「もうこのシーンの舞台、ストーリー関係ないやん!」みたいな伸び伸びと作られた歌のシーンも印象的で、逆に新鮮で笑いを誘います。それにしても、こういった歌のシーンの時のプラバースのドヤ顔がスゴい(笑)。あ、キメ顔かな(笑)。とにかく、そんなチャーミングな一面を随所に入れつつ、終盤は緊張感たっぷり、アクションガッツリのシーンが待ち受けています。最後には「マジか!」となり、いろいろな要素が楽しめますよ。

デート向き映画判定
映画『サーホー』プラバース/シュラッダー・カプール

見応えのあるアクション、カラクリ満載のストーリーと、老若男女問わず楽しめるストーリーで、ラブロマンスもあるのでデートにもピッタリです。上映時間は長めですが、テンポ良く展開するので気にならないはず。逆に「恋愛の展開が早すぎねえか?」と思う人もいそうですが、劇中の男女につられてムーディになっちゃってください。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『サーホー』プラバース

激しいアクションも出てきて、ちょっと痛々しいシーンもあるので、キッズには上映時間的な部分も含めハードかなと思いますが、中学生以上なら存分に楽しめるでしょう。ティーンの皆さんがインド映画にどれだけ精通しているかわかりませんが、ミュージカルじゃないのに急に歌い出したり、それがしかもPV風だったり、逆に斬新に思える部分もあるのではないでしょうか。いろいろな映画ジャンルを開拓中の人は観てみてください。

映画『サーホー』プラバース/シュラッダー・カプール

『サーホー』
2020年3月27日より全国公開
ツイン
公式サイト

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】羽佐間道夫、山寺宏一ほか 人気声優達が真剣勝負!会場が終始笑いに包まれた【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】本番リポート

発起人である羽佐間道夫のもと、山寺宏一、林原めぐみほか錚々たる人気声優達がズラリと顔を揃えたライブは今年で20周年を迎えました…

映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』ホン・サビン/シン・ジュヒョブ あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。【レビュー】

物語の始まりは、1995年の韓国、テグ。学校でいじめられていたドンジュン…

映画『8番出口』河内大和 河内大和【ギャラリー/出演作一覧】

1978年12月3日生まれ。山口県出身。

映画『キル・ビル Vol.2』ユマ・サーマン 俳優ファミリー特集Vol.2

親子、兄弟姉妹、親戚揃って活躍する俳優達をご紹介するシリーズ第2弾をお届けします。

映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 3名様プレゼント

映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 3名様プレゼント

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』吉永小百合 てっぺんの向こうにあなたがいる【レビュー】

女性初、エベレスト登頂に成功した、登山家の田部井淳子氏による著書「人生、山あり“時々”谷あり」を原案として映画化された本作は、実話を基にしたフィクション…

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「映画アカウントで自分らしい距離感やペースをどう整えていけばいい?」

正式部員さんからいただいたSNSについてのお悩み相談におこたえしました。後半は…

映画『トロン:アレス』グレタ・リー グレタ・リー【ギャラリー/出演作一覧】

1983年3月7日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙 盤上の向日葵【レビュー】

“孤狼の血”シリーズの原作者としても知られるベストセラー作家、柚月裕子の同名小説を映画化した本作は…

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3 11月6日開催:トーキョー女子映画部マイソンと学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】(スイーツとお飲み物付)女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』ホン・サビン/シン・ジュヒョブ
  2. 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』吉永小百合
  3. 映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙
  4. 映画『女性の休日』
  5. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP