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大丈夫、大丈夫、大丈夫!【レビュー】

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映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン

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「韓国初となる第74回ベルリン国際映画祭でクリスタル・ベア賞(ジェネレーションKプラス部門)において最優秀作品賞を受賞」したほか、「第1回ホーチミン市国際映画祭、第14回北京国際映画祭、第71回シドニー映画祭、第4回バルセロナ韓国映画祭、第10回ワルシャワ韓国映画祭、第19回ロンドン韓国映画祭など、世界50カ国」の映画祭で高い評価を得た作品です(映画公式資料)。キム・へヨン監督にとっては、長編映画デビュー作とのことで、これからの活躍にも期待が膨らみます。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ

主人公は、ソウル国際芸術団に所属する高校生のイニョン(イ・レ)です。母子家庭で育ったイニョンは、ある日突然母親さえも失ってしまいます。でも、ひょんなことから、意外な人物との共同生活を始めます。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン

本作の魅力は、何といってもイ・レが演じるイニョンのキャラクターです。天真爛漫とはこういうことをいうのだといえるほど、本当に明るくて真っ直ぐなイニョンに誰もが共感するでしょう。これ以上ないほどのどん底にいるのに苦境に負けないイニョンのとってもキュートな笑顔とユーモアは、観る者に元気と勇気をくれます。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ

もちろん、そんなイニョンでもくじけそうになる展開はあります。ただ懸命に生きているだけなのに、彼女をよく思わない人もいて、そんな人達から受けた仕打ちにイニョンが漏らす言葉に思わず涙が溢れます。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/ソン・ソック

一方で、イニョンを支える優しい人物も複数登場します。さらに、イニョンの強さと明るさは、氷のようにクールな人物の心も溶かしていきます。それは1人に限りません。それぞれに変化していくキャラクター達が、イニョンと心を通わせていく様子が観ていて本当に心地よいです。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ

不幸な状況が前提とされているにもかかわらず、ユーモアに溢れ、明るく元気な世界観に浸れる作品です。最後の最後リビングルームでのシーンは、すごく笑えて大好きです。孤独感に苛まれている方、心に不自由さを抱えている方に特に観て欲しい1作です。

デート向き映画判定

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/イ・ジョンハ

初々しい恋愛が爽やかに描かれていて、デートにもオススメの1作です。イニョンは恋愛どころじゃなさそうではありつつ、彼女をそっと支える青年ドユン(イ・ジョンハ)が超絶ナイスなフォローを繰り出します。そんなシーンも見どころの1つです。片思いをしている方もぜひ参考にしてください。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ

イニョンは高校生なので、同世代の皆さんは等身大の感覚で観られるでしょう。学校、放課後、家庭など、あらゆる場面で、皆さんにとっても興味深い展開が出てきます。特に同世代の人達との人間関係の悩みは、皆さんも身近に感じるでしょう。何もしていないのに一方的に嫌われてしまうような状況にある方は、視点を変えるきっかけにもなりそうです。ぜひ、イニョンの姿から良い刺激を受け取ってください。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チョン・スビン/ソン・ソック

『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
2026年4月10日より全国公開
日活、KDDI
公式サイト

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TEXT by Myson

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