REVIEW

デーヴァラ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『デーヴァラ』NTR Jr.

REVIEW

『RRR』のNTR Jr.が主演を飾る本作では、凶悪な密輸団の巣窟として恐れられる“赤海”を舞台に、デーヴァラ(NTR Jr.)という英雄の物語が展開します。歌あり、踊りあり、アクションありと、インド映画らしいエンタメ要素が抜群です。また、夜の海での戦闘シーンや痛そうな描写がところどころに登場するのも本作の特徴です。

映画『デーヴァラ』NTR Jr.

物語の冒頭で、村長のデーヴァラは密輸を行っているので、あまり良い人ではないのかもしれないとと少々不安になります。でも、ある事件をきっかけにデーヴァラに転機が訪れ、村から悪事をなくそうとします。デーヴァラは、そもそも超人的な力を持つ人物なので、その力をどう駆使していくのか注目です。
NTR Jr.は本作で主人公のデーヴァラと息子のヴァラを一人二役で演じています。キレキレのダンスやアクションがカッコ良いのはもちろん、父と息子を見事に演じ分けています。

映画『デーヴァラ』NTR Jr.

デーヴァラと村の確執や、親子の物語がどんどん展開していくので、上映時間の約3時間はあっという間です。海を舞台に戦うシーンは陸上とは違う迫力がありますし、そんな方法で戦えるのかと驚かされるシーンもあります。個人的にはある海の生物を使って戦うシーンが特にお気に入りです。物語としてはまだまだ気になる要素が残っているので、続編にも期待したいと思います。

デート向き映画判定

映画『デーヴァラ』NTR Jr.

武骨な男達の物語が展開するなか、恋愛要素も少しあります。あるシーンで、女性達が理想の男性像を語り、デーヴァラを挙げる場面があります。彼のような超人的な人は現実になかなかいないと思いますが(苦笑)、理想と現実を考えるという意味では良いきっかけになるのではないでしょうか。本作において恋愛要素はエンタメの一部として描かれているので、カップルでも気まずくなることなく楽しく観られます。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『デーヴァラ』NTR Jr.

アクションの激しい描写が多いので、せめて中学生くらいになってから観てください。皆さんの場合は息子のヴァラ目線で観られるので、最強の男を父に持つ彼がどんな青年期を過ごすのか観届けて欲しいと思います。また、後半では驚きの展開が待ち受けるので、自分なりに予想しながら観ると、より楽しめますよ。

映画『デーヴァラ』NTR Jr.

『デーヴァラ』
2025年3月28日より全国公開
PG-12
ツイン
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2024 NTR Arts. All rights reserved.

TEXT by Shamy

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『Mr.ノボカイン』ジャック・クエイド Mr.ノボカイン【レビュー】

痛みを感じない疾患を持つ主人公、ネイサン・カイン(ジャック・クエイド)は…

映画『罪人たち』マイケル・B・ジョーダン/マイルズ・ケイトン 罪人たち【レビュー】

ライアン・クーグラー監督と、マイケル・B・ジョーダンの名コンビが贈る本作は、まず設定がとても…

映画『おばあちゃんと僕の約束』プッティポン・アッサラッタナクン/ウサー・セームカム おばあちゃんと僕の約束【レビュー】

『バッド・ジーニアス危険な天才たち』など数々の話題作を放ち、タイで勢いのあるスタジオとして注目を浴びるGDHが手がけた本作は…

映画『異端者の家』ソフィー・サッチャー ソフィー・サッチャー【ギャラリー/出演作一覧】

2000年10月18日生まれ。アメリカ、シカゴ出身。

映画『リライト』池田エライザ リライト【レビュー】

法条遥による同名小説を映画化した本作は、松居大悟監督とヨーロッパ企画の代表である上田誠が初タッグを組んだ作品です。“時間もの”作品で…

映画『親友かよ』アンソニー・ブイサレートピシットポン・エークポンピシット 親友らしい態度とは?『親友かよ』【映画でSEL(社会性と情動の学習)】

今回は『親友かよ』を取り上げ、親友らしい態度とは何かを考えます。

映画『サブスタンス』マーガレット・クアリー マーガレット・クアリー【ギャラリー/出演作一覧】

1994年10月23日生まれ。アメリカ出身。

映画『フロントライン』小栗旬/松坂桃李 フロントライン【レビュー】

2020年1月20日に横浜港を出港した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号では、その後、香港で下船した乗客が新型コロナウイルス感染症に罹患していることがわかり…

映画『プレデター:最凶頂上決戦』 プレデター:最凶頂上決戦【レビュー】

アニメーションとはいえ、さすが“プレデター”シリーズとあって、描写が激しく…

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』綱啓永 綱啓永【ギャラリー/出演作一覧】

1998年12月24日生まれ。千葉県出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』トム・クルーズ 映画好きが選んだトム・クルーズ人気作品ランキング

毎度さまざまな挑戦を続け、人気を博すハリウッドの大スター、トム・クルーズ。今回は、トム・クルーズ出演作品(日本劇場未公開作品を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ/メリル・ストリープ 元気が出るガールズムービーランキング【洋画編】

正式部員の皆さんに“元気が出るガールズムービー【洋画編】”をテーマに、好きな作品を選んでいただきました。果たしてどんな結果になったのでしょうか?

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお 映画好きが選んだ2024邦画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の邦画ベストを選んでいただきました。2024年の邦画ベストはどの作品になったのでしょうか?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『親友かよ』アンソニー・ブイサレートピシットポン・エークポンピシット
  2. 映画『年少日記』
  3. 映画『か「」く「」し「」ご「」と「』奥平大兼/出口夏希/佐野晶哉(Aぇ! group)/菊池日菜子/早瀬憩

REVIEW

  1. 映画『Mr.ノボカイン』ジャック・クエイド
  2. 映画『罪人たち』マイケル・B・ジョーダン/マイルズ・ケイトン
  3. 映画『おばあちゃんと僕の約束』プッティポン・アッサラッタナクン/ウサー・セームカム
  4. 映画『リライト』池田エライザ
  5. 映画『フロントライン』小栗旬/松坂桃李

PRESENT

  1. 映画『ババンババンバンバンパイア』吉沢亮/板垣李光人
  2. 映画『サンダーボルツ*』オリジナル ユニセックスクルーネック(M)
  3. 中国ドラマ『墨雨雲間〜美しき復讐〜』オリジナルQUOカード
PAGE TOP