REVIEW

東京喰種 トーキョーグール【S】

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映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』窪田正孝

シリーズ1作目はすごくエモーショナルなストーリーだったイメージですが、今作はエモーショナルな部分はありつつも、アクションに一層の気合いを感じます。窪田正孝が演じるカネキももちろん闘いますが、山本舞香が演じるトーカの戦闘能力の高さを見せつける場面が多く、縦横無尽にスピーディに動き回るアクロバティックな戦闘シーンが見どころの一つとなっています。そして、松田翔太が演じる月山習が今回のキーパーソンで、その変態ぶりが際立っています。セリフ、仕草など、松田翔太自身がノリノリで楽しんで変態を演じているのが伝わってきます(笑)。1作目はメインの登場人物が多かった印象ですが、今作は人数も絞られていて、ストーリーもわかりやすく観やすいですよ。

デート向き映画判定
映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』窪田正孝/山本舞香

アクションシーンが激しく、痛々しいシーンもふんだんにあるので、一応誘う相手は選んだほうが良さそうです。初デートには向いていないと思います。相手がこういうジャンルも全然大丈夫そうだったら、シリーズの前作を一緒に観る約束もすると、お家デートもできますね。今作はラブストーリーも入っているので、ムーディーのなれるシーンもありますよ。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』窪田正孝/松田翔太

R-15なので、15歳未満の人は観られません。カッコ良いアクションシーンなど気楽に楽しむのもアリだし、喰種であることで苦しんでいるキャラクター達の心情にフォーカスして観るのもアリだと思います。根本は「生きるために食べる」という当然のことが普通の人間のようにはできない喰種というキャラクターを描くことで、そんな究極の状況の中で何を一番重んじて生きていくのかを問う深い内容になっているので、ドラマの部分もぜひ堪能して欲しいです。

映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』窪田正孝/山本舞香/松田翔太

『東京喰種 トーキョーグール【S】』
2019年7月19日より全国公開
R-15+
松竹
公式サイト

©2019「東京喰種【S】」製作委員会 ©石田スイ/集英社

TEXT by Myson

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