REVIEW

歯まん

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『歯まん』馬場野々香

タイトルからして「まさか、そういう意味じゃないよね?」と恐る恐る観ましたが、冒頭で「やっぱりそうか〜〜〜!」と衝撃を受けます。強烈なシーンからスタートするので、観客の興味をグッと引きつけることは間違いないのですが、それを維持するのが難しいところを、うまくドラマ性を交えて描いています。宣伝では、“純愛ダークファンタジー”とカテゴライズされているようですが、上手いこと表現しましたね!正直言うと、血しぶきが飛びまくるし、いろいろちょん切れるし、ホラー的な描写が満載なのですが、ラブストーリーと、人間ドラマと、ある意味ファンタジーの要素があり、ホラーに入れたくない気持ちもわかります。それはテーマが、“愛とセックス”だからだと思いますが、よくぞ、こういった設定に置き換えて描いたなと、そのセンスに驚かされます。ここまで極端だからこそ、「愛にセックスは必要か?」と究極の選択として考えられるんですよね。演技、演出、設定と、とてもエネルギッシュな作品となっていますよ。

デート向き映画判定
映画『歯まん』馬場野々香

これはデートで観てはいけません(苦笑)。特に男性は、冒頭から度肝を抜かれ、いろんな意味でプルプルと震えながら観ることになるでしょう。ぶっ飛んだ設定なので、同じシチュエーションだったら自分ではどうかという想像が難しい部分はありますが、やはり女性は主人公目線で、感情移入しやすいと思います。女友達と観るか、1人でじっくり観るのが良いですが、かなりヘビーではあるので、誰かを誘うなら、映画を観慣れている友達を誘いましょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『歯まん』馬場野々香

R-18なので、18歳未満の人は観られません。18歳以上でもかなり強烈な内容なので、映画を観慣れていないと、ビックリするシーンが多いと思います。ホラー的な怖さもあるし、そういう描写も何度も出てくるのですが、エモーショナルな展開の中でいろいろなことが起きるし、主人公が高校生なので、皆さんの世代なりの感じ方があるように思います。年齢制限を超えていて、覚悟ができる人は観てみてください。性描写が多いので、1人で観るか、仲が良く気を使わない相手と観るのをオススメします。

『歯まん』
2019年3月2日より全国順次公開
R-18+
アルゴ・ピクチャーズ
公式サイト

©2015「歯まん」

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

「第39回東京国際映画祭」クロージングセレモニー:受賞者 東京グランプリは『妹兄とマンホールの蓋』!第39回東京国際映画祭閉幕

2026年10月26日(月)より日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区にて開幕した第39回東京国際映画祭が、11月4日(水)に閉幕を迎え、クロージングセレモニーと審査委員会見、受賞者記者会見がわれました。

映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀 4アウト ─もう一度、プレイボール─【レビュー】

平山讓の「4アウト -ある障害者野球チームの挑戦」を原作とする本作は、東京で初めて結成された身体障害者野球チーム“東京ブルーサンダース”創設にまつわる実話を基に映画化されました…

映画『星の教室』桜田ひより 星の教室【レビュー】

『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『Wの悲劇』など数々の名作を生み出してきた角川春樹が総監督を務める作品です。原作は髙田郁の同名小説、監督は中川龍太郎が務めています…

映画『コットンテール』木村多江 木村多江【ギャラリー/出演作一覧】

1971年3月16日生まれ。東京都出身。

映画『ダビデ ~王になった少年~』 ダビデ ~王になった少年~【レビュー】

旧約聖書「サムエル記」に基づき作られた本作は、イスラエルの王となるダビデを主人公とした物語…

映画『mentor』磯村勇斗/末澤誠也/綾野剛 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー 『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー

今回は『てんてん ずっと独身でいるつもり?』で初主演を飾った森香澄さんにインタビューをさせていただきました。

映画『GROTESQQQUE-グロテスク-』「エリィアンズ」 GROTESQQQUE-グロテスク-【レビュー】

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で総作画監督を務めた錦織敦史が、監督、脚本、キャラクター原案を担当する本作は、「『好き』なものを『好きなだけ』詰め込んだ完全オリジナル・アニメーション映画」…

映画『男ともだち』原作者:千早茜先生インタビュー 『男ともだち』原作者:千早茜さんインタビュー

直木賞作家、千早茜のロングセラー小説を、主演に松岡茉優、共演に成田凌を迎えて映画化した『男ともだち』。今回は原作者の千早茜先生にインタビューをさせていただきました。

映画『ヴェリティ/真実』アン・ハサウェイ ヴェリティ/真実【レビュー】

本作の原作者でありプロデューサーも務めるコリーン・フーヴァーは、2023年にTIME誌で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた人物…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀
  2. 映画『星の教室』桜田ひより
  3. 映画『ダビデ ~王になった少年~』
  4. 映画『mentor』磯村勇斗/末澤誠也/綾野剛
  5. 映画『GROTESQQQUE-グロテスク-』「エリィアンズ」

PRESENT

  1. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP