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この子は邪悪【レビュー】

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映画『この子は邪悪』南沙良/大西流星(なにわ男子)

『この子は邪悪』というタイトルなので、「どの子が邪悪なのかしら?」と観て楽しみつつ、何度もフェイントをかけられます。でも、最後に綺麗にまとめてあって、ニンマリ。最初からたくさんの伏線がはられているので、回収する楽しさがあります。
主人公は南沙良が演じる窪花。窪花の一家は過去に大きな事故に見舞われてから、ひっそりと暮らしています。物語はこの家族を軸に動いていきますが、冒頭から精神に支障をきたしているとみられる人達が映され、不可解なシーンが入ってきます。だから、最初からよ〜く細部を観察しながら観てください。
ネタバレになるので詳細は控えますが、臨床心理の分野に少し精通している方なら、一層おかしいポイントに気付くでしょう。ストーリーが進んでいく度に「だから、あれが許されたのか」と思える理由が見えてくるので、それを繋げていくと結末を待たずして真相に気付けると思います。
良い意味でとにかく気持ち悪いストーリーです(笑)。誰の演技が良かったといってしまうのもネタバレになるので書きませんが、ぜひこのゾクゾクを味わってください。

デート向き映画判定
映画『この子は邪悪』玉木宏/桜井ユキ

本作を観てロマンチックなムードになることは期待できませんが、自分達に当てはめて観ることはないと思うので、デートで観て気まずくなる心配はないでしょう。どれだけ伏線に気付けたかを鑑賞後に話し合うと盛り上がるので、お互いに観察力があるカップルにオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『この子は邪悪』南沙良

大人の堅い頭で観るよりも、若い柔らか頭で観るほうが早く真相に気付けるかもしれません。「そんなこと、あるかいな!」と思いつつ、映画なら何でもアリと思って、柔軟な発想で観て楽しんでください。

『この子は邪悪』
2022年9月2日より全国公開
PG-12
ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト

© 2022「この子は邪悪」製作委員会

TEXT by Myson

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1966年8月14日生まれ。アメリカ、オハイオ州クリーブランド生まれ。

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