REVIEW

アンビュランス【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『アンビュランス』ジェイク・ギレンホール/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世

アクション映画の一部にカーチェイスが入っているという作品は多いですが、本作はほぼ全編カーチェイスというところがまず見どころです。元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)は妻の手術代の工面に困り、血の繋がらない兄ダニー(ジェイク・ギレンホール)を頼ります。ダニーとウィルは犯罪者の父を持ち、ダニーはいまだに犯罪に手を染めていて、金に困り自分を訪ねてきたウィルを大きな計画に誘います。ウィルはやむを得ず手伝うことにしますが、現場で思わぬ事態が起こり、2人は町中を逃げ回ることになります。
派手なカーアクションはもちろん、頭脳戦も繰り広げられ、さらに救急車の中ではある人物が生死を彷徨っているので、終始緊張感が張り詰めます。また、ダニーとウィルの複雑な関係や、ダニーとウィルそれぞれの性格なども物語の展開を左右し、状況が二転三転するおもしろさがあります。空撮もふんだんに使われ、空からの映像と地上の映像の組み合わせも印象的。町全体を使ったスケールの大きな作品で、マイケル・ベイ節も効いていますよ。

デート向き映画判定
映画『アンビュランス』エイザ・ゴンザレス

ロマンチックなムードになる展開はないので、まだ好きかはわからないけどちょっと気になるくらいの相手を誘いやすいのではないでしょうか。ストーリーもシンプルなので、年に数回しか映画を観ないという方でも気楽に観られると思います。観終わった後は映画について語るもよし、次の予定にさっと切り替えるも良しです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『アンビュランス』ジェイク・ギレンホール

137分と長めの上映時間ということ、PG-12ということもあり、キッズ向けとは言えません。中高生になって興味が湧いたら観てみてください。良心もあり、望まないけれど犯罪に手を染めてしまうキャラクターが葛藤をする姿を観て、共感するところもあると思います。彼と同じような過ちをしないよう、困った時に正しい方法で助けてくれる相手を見つけておく必要性も感じるでしょう。

映画『アンビュランス』ジェイク・ギレンホール/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世/エイザ・ゴンザレス

『アンビュランス』
2022年3月25日より全国公開
PG-12
東宝東和
公式サイト

© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春 『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり 時には懺悔を【レビュー】

打海文三による原作「時には懺悔を」には、著者自身が障がいを持つ息子を育てた実体験が反映されているとのことです…

映画『グレイ・ミッション』ヘンリー・カヴィル/ジェイク・ギレンホール グレイ・ミッション【レビュー】

『コードネーム U.N.C.L.E.』と同様に、女性1名、男性2名のトリオで魅せる作品でありつつ、本作では女性がボスという設定に特徴があります…

映画『君の見る世界をなぞる』エロワ・ポユ/マクシム・スリヴィンスキー 君の見る世界をなぞる【レビュー】

一見恵まれた環境にいるエンゾは、自分のアイデンティティに悩まされ、居場所を見出せずにいます…

映画『ヒンド・ラジャブの声』 『ヒンド・ラジャブの声』トークイベント付き特別試写会10組20名様ご招待

『ヒンド・ラジャブの声』トークイベント付き特別試写会10組20名様ご招待

映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン ドラマなふたり【レビュー】

その告白は一生添い遂げるつもりでいた相手の自信を簡単にくじく威力を持っています。本作はある種の“残酷”さが込められたラブストーリー…

映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン 『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン 左利きの少女【レビュー】

ツォウ・シーチン 監督は、『テイクアウト』(2004)でショーン・ベイカーと共同で監督と脚本を務めて以降、プロデューサーとしてショーン・ベイカーを支えてきた人物です…

映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』穂志もえか 穂志もえか【ギャラリー/出演作一覧】

1995年8月23日生まれ。千葉県出身。

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年7月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年7月】のアクセスランキングを発表!

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり
  2. 映画『グレイ・ミッション』ヘンリー・カヴィル/ジェイク・ギレンホール
  3. 映画『君の見る世界をなぞる』エロワ・ポユ/マクシム・スリヴィンスキー
  4. 映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン
  5. 映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン

PRESENT

  1. 映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春
  2. 映画『ヒンド・ラジャブの声』
  3. 映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン
PAGE TOP