REVIEW

ウィッシュ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ウィッシュ』

REVIEW

ディズニー100周年を飾る本作には、まさにディズニーが100年間掲げてきた揺るぎない信念がストーリーに込められています。ウィッシュ(願い)は本来どうあるべきなのか、人にとって願いはどんな意味を持つのか、そして願いを叶えるために人はどうすべきなのか。100年もの間、ディズニーが人々に訴えかけてきたメッセージがストレートに強く伝わってきます。
キャラクター設定や構成は、ディズニー作品の伝統を受け継ぐ部分がありながら、新鮮な設定も見られます。このバランスがとても絶妙で、親近感が湧くと同時に、どんな結末が待ち受けているのかワクワクします。そして、メインテーマ曲は1度聴いたら記憶に残るメロディと共に、歌詞がとても心に響きます。そのほかの楽曲もユニークなテンポの曲があったり、バリエーションが豊富です。また、エンドロールまで余す所なく作り込まれていて、映像はもちろん、これまた歌詞が感慨深く、ストーリーの余韻を噛み締められます。キャラクターもとっても可愛くて、子どもが楽しめるのはもちろんのこと、大人こそ胸が熱くなるストーリーです。私は特にアーシャのおじいさんの言葉が響いて、個人的に運命的なタイミングでこの作品を鑑賞できたことに感謝します。皆さんもぜひ!

デート向き映画判定
映画『ウィッシュ』

老若男女問わず共感できるストーリーで、初デートでも安心して観られます。お互いの夢を語るきっかけにもできるので、心の距離感も縮まりそうです。逆に夢を持つことに臆病な方、挫折してから立ち直れない方、夢を追うことをパートナーに理解してもらえない方も、観てみると少し視点が変わって、お互いに前向きになれるのではないでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ウィッシュ』

本作で出てくる夢にはさまざまな夢があります。大それた夢でなくてもOKだし、実現すれば幸せだと感じられる夢なら何でも良いのだと思えるはずです。夢は誰かに叶えてもらうものではなく、自分自身で叶えるものだという強いメッセージも、今後の皆さんの人生の励みになるでしょう。

映画『ウィッシュ』

『ウィッシュ』
2023年12月15日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

© 2023 Disney. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2023年11月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『聖杯たちの騎士』ナタリー・ポートマン 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】演技力部門

イイ俳優ランキング【海外40代編】から、今回は<雰囲気部門>のランキングを発表します。錚々たる俳優が揃うなか、総合と比べてどのようにランキングが変化したのでしょうか?

映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』アキ・カウリスマキ キノ・ライカ 小さな町の映画館【レビュー】

本作は、フィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマキが共同経営者のミカ・ラッティと一緒に、地元である鉄鋼の町カルッキラに初めての映画館“キノ・ライカ”を作り、開業するまでの日々…

映画『ノーヴィス』イザベル・ファーマン イザベル・ファーマン【ギャラリー/出演作一覧】

1997年2月25日生まれ。アメリカ、ワシントンD.C.出身。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』松坂桃李/芳根京子 『雪の花 ―ともに在りて―』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『雪の花 ―ともに在りて―』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『クレイヴン・ザ・ハンター』アーロン・テイラー=ジョンソン クレイヴン・ザ・ハンター【レビュー】

主人公のクレイヴンは、原作コミックではスパイダーマンの宿敵として、ヴェノムに匹敵する強さを持つ…

映画『太陽と桃の歌』アイネット・ジョウノウ/ジョエル・ロビラ/イザック・ロビラ 太陽と桃の歌【レビュー】

REVIEW第72回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で見事金熊賞を受賞した本作は、…

映画『お坊さまと鉄砲』ケルサン・チョジェ お坊さまと鉄砲【レビュー】

かつてブータンは「世界一幸せな国」といわれていました。本作は、その理由や、民主主義、文明とは何かを改めて考えさせられる…

映画『ビートルジュース ビートルジュース』キャサリン・オハラ キャサリン・オハラ【ギャラリー/出演作一覧】

1954年3月4日生まれ。カナダ出身。

映画『インサイド・ヘッド2』 心理学から観る映画51:“インサイド・ヘッド”シリーズを感情研究の理論にあてはめて考える

「感情」はとらえ方が大変難しい概念です。専門家による感情に関する研究でも、さまざまな理論があります。そこで、今回は「感情」のとらえ方について代表的な理論を取り上げます。

映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健 はたらく細胞【レビュー】

シリーズ累計発行部数1000万部を超えるベストセラーコミックを実写化した本作は、まず…

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『聖杯たちの騎士』ナタリー・ポートマン 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】演技力部門

イイ俳優ランキング【海外40代編】から、今回は<雰囲気部門>のランキングを発表します。錚々たる俳優が揃うなか、総合と比べてどのようにランキングが変化したのでしょうか?

映画『グランツーリスモ』オーランド・ブルーム 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】雰囲気部門

イイ俳優ランキング【海外40代編】から、今回は<雰囲気部門>のランキングを発表します。錚々たる俳優が揃うなか、総合と比べてどのようにランキングが変化したのでしょうか?

映画『マイ・インターン』アン・ハサウェイ 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】総合

今回は、海外40代(1975年から1984生まれ)のイイ俳優の中から、昨今活躍が目覚ましい方を編集部の独断で80名選抜し、正式部員の皆さんに投票していただきました。今回はどんな結果になったのでしょうか?

REVIEW

  1. 映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』アキ・カウリスマキ
  2. 映画『クレイヴン・ザ・ハンター』アーロン・テイラー=ジョンソン
  3. 映画『太陽と桃の歌』アイネット・ジョウノウ/ジョエル・ロビラ/イザック・ロビラ
  4. 映画『お坊さまと鉄砲』ケルサン・チョジェ
  5. 映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健

PRESENT

  1. 映画『雪の花 ―ともに在りて―』松坂桃李/芳根京子
  2. 映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』ジェシー・アイゼンバーグ/キーラン・カルキン
  3. 映画『モアナと伝説の海2』Tシャツ
PAGE TOP