REVIEW

ラチェッド【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
Netflixオリジナルドラマシリーズ『ラチェッド』サラ・ポールソン

シーズン1

Netflixオリジナルドラマシリーズ『ラチェッド』サラ・ポールソン/ シンシア・ニクソン

ジャック・ニコルソン主演の名作『カッコーの巣の上で』に登場する看護師ラチェッドを基に描いたドラマということで、それだけでまず期待を煽られるのですが、名プロデューサー、ライアン・マーフィが手掛けているということで海外ドラマファンとしては一層そそられます。さらに製作陣には、ラチェッドを演じる個性派俳優サラ・ポールソンや、マイケル・ダグラスも名を連ねていて、キャストにはシャロン・ストーンもいるんです。ここでマイケル・ダグラスとシャロン・ストーンと2人揃って名前が出てきて「『氷の微笑』コンビ!」とテンションが上がってしまうのは私だけではないはず(笑)。しかもアイスピックまで出てくるので、ニヤニヤしてしまいました。他にもキャストが魅力的で、“セックス・アンド・ザ・シティ”シリーズのミランダでお馴染みシンシア・ニクソンをはじめ、コリー・ストールヴィンセント・ドノフリオなど個性派俳優が揃っているのも魅力です。また、物語の軸となるエドモンドを演じたフィン・ウィットロックも良い味を出していて、イケメンとヤバイ人の絶妙なバランスを好演しています。

Netflixオリジナルドラマシリーズ『ラチェッド』フィン・ウィットロック他

シーズン1は8話しかないのですが、ラチェッドの背景が一通りわかる内容になっています。また、かなり刺激的なシーンが多く、Netflixがホラーにジャンル化しているのも納得です。そして、異常な性癖が描かれるシーンもあって、なかなかの灰汁の強さです。でも、その背景にはラチェッドの恵まれない運命も描かれていて、単純に悪役で終わっていないところが、このキャラクターに深みを与えています。重要だと思われるキャラクターも早々にいなくなったり、展開も早いので8話はあっという間に観られます。あと特筆すべきはオシャレな衣装や建物、美しい風景です。物語の始めにはラチェッドがハリウッド女優達のファッションを意識している節も見えるのですが、クラシックな衣装がとても素敵で、車なども可愛いです。そういったところは女子に気に入ってもらえると思います。
シーズン1も結構濃厚でしたが、最終話を観ると、やっとこれからが本番といった感じなので、続きも早く観たくなると思います。


Netflixオリジナルドラマシリーズ『ラチェッド』サラ・ポールソン

『ラチェッド』
2020年9月18日よりNetflixにて配信開始
公式サイト

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ かわいいだけじゃ務まらない!名子役特集Vol.4

今回も、主役から脇役まで存在感を大いに発揮している名子役をご紹介します!

映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』パンツェッタ・ジローラモ 『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』キャスト&監督登壇!先行プレミア試写会 5組10名様ご招待

映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』先行プレミア試写会 5組10名様ご招待

映画『平行と垂直 』安田章大/のん 平行と垂直【レビュー】

主演の安田章大にとって初の企画作品ともなる本作は、自閉スペクトラム症の兄、大貴(安田章大)と、妹の希(のん)の物語です…

映画『オークストリートの異変』アン・ハサウェイ/ユアン・マクレガー オークストリートの異変【レビュー】

本作が斬新なのは、日常に突如恐竜が入り込んでくる点です。文字どおり、家に恐竜が来ちゃうんです…

映画『私はあなたを知らない、』坂口健太郎/堀田真由/倉田瑛茉 私はあなたを知らない、【レビュー】

坂口健太郎が主演の中野量太監督作という情報のみで観たいと思い、ポスタービジュアル、あらすじ、キャッチコピーすら目にすることなく本編を拝見しました…

映画『Mr.ノボカイン』ジェイコブ・バタロン ジェイコブ・バタロン【ギャラリー/出演作一覧】

1996年10月9日生まれ。アメリカ出身。

映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春 『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『さとこはいつも』キャスト登壇付き特別試写会 5名様ご招待

映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり 時には懺悔を【レビュー】

打海文三による原作「時には懺悔を」には、著者自身が障がいを持つ息子を育てた実体験が反映されているとのことです…

映画『グレイ・ミッション』ヘンリー・カヴィル/ジェイク・ギレンホール グレイ・ミッション【レビュー】

『コードネーム U.N.C.L.E.』と同様に、女性1名、男性2名のトリオで魅せる作品でありつつ、本作では女性がボスという設定に特徴があります…

映画『君の見る世界をなぞる』エロワ・ポユ/マクシム・スリヴィンスキー 君の見る世界をなぞる【レビュー】

一見恵まれた環境にいるエンゾは、自分のアイデンティティに悩まされ、居場所を見出せずにいます…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『平行と垂直 』安田章大/のん
  2. 映画『オークストリートの異変』アン・ハサウェイ/ユアン・マクレガー
  3. 映画『私はあなたを知らない、』坂口健太郎/堀田真由/倉田瑛茉
  4. 映画『時には懺悔を』西島秀俊/満島ひかり
  5. 映画『グレイ・ミッション』ヘンリー・カヴィル/ジェイク・ギレンホール

PRESENT

  1. 映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』パンツェッタ・ジローラモ
  2. 映画『さとこはいつも』有村架純/石田ひかり/姫野花春
  3. 映画『ヒンド・ラジャブの声』
PAGE TOP