REVIEW

ブラックフォン2【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ

REVIEW

2022年に作られたシリーズ1作目『ブラック・フォン』から4年後を描いた本作でも、不気味な仮面を被ったグラバー(イーサン・ホーク)、フィニー(メイソン・テムズ)、妹グウェン(マデリーン・マックグロウ)、彼等の父(ジェレミー・デイビス)の4人が再登場します。4年といっても育ち盛りのメイソン・テムズとマデリーン・マックグロウは前作からすごく大きくなっていて、まずその成長ぶりに驚かされます。

映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/マデリーン・マックグロウ

前作でフィニーがグラバーを倒し生還したので、本作ではグラバーがどう絡んでくるのか気になる方も多いですよね。本作は、前作でフィニーの生還に大きく貢献した妹グウェンがキーパーソンのストーリーとなっていて、序盤から意味深なシーンが出てきます。そこからどうやってグラバーとの繋がりが出てくるのかが気になり、一気に本作の世界に引き込まれるでしょう。

映画『ブラックフォン2』メイソン・テムズ/マデリーン・マックグロウ

本作では物語の舞台は雪国に移り、そこで起こる出来事と、フィニーとグウェンのルーツが徐々に繋がっていきます。同時にグラバーのルーツともいえる事実が明らかになってきて、3人の因縁に迫る内容となっています。前作から引き継がれる“あっちの世界”の恐怖はもちろん、迫力のあるアクションや過激な描写もあり、見応え十分。実態の有無が不明瞭なグラバーにどう対峙するのか想像しながらお楽しみください。

デート向き映画判定

映画『ブラックフォン2』メイソン・テムズ/マデリーン・マックグロウ

本作でキーアイテムとなっているブラックフォンがどういうものなのか、フィニーとグウェンが前作でどんな体験をしたのかを知った上で観たほうが、物語についていきやすいでしょう。デートで観る場合は、一緒に2人でおさらいをしてから観たほうが、同じテンションで盛り上がれそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ブラックフォン2』メイソン・テムズ/マデリーン・マックグロウ

雪が積もる地域にある宿泊施設が舞台になっているので、修学旅行や合宿など自宅以外のところに泊まるのが苦手な方は、余計に怖くなるかもしれません(苦笑)。また、R-15がついているとおり、そこそこ痛々しいシーンがあり、見た目に刺激の強いシーンもあるので、できればホラーに免疫がついてから観るほうが良いでしょう。

映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ

『ブラックフォン2』
2025年11月21日より全国公開
R-15+
東宝東和
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

TEXT by Myson


関連作

『ブラック・フォン』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年11月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ ブラックフォン2【レビュー】

2022年に作られたシリーズ1作目『ブラック・フォン』から4年後を描いた本作でも…

映画『金髪』白鳥玉季さんインタビュー 『金髪』白鳥玉季さんインタビュー

今回は『金髪』で生徒の板緑役を演じた白鳥玉季さんにインタビューさせていただきました。“金髪デモ”を起こすキーパーソンである板緑を演じた感想や、撮影裏でのエピソードを直撃しました。

映画『TOKYOタクシー』倍賞千恵子/木村拓哉 TOKYOタクシー【レビュー】

クリスチャン・カリオン監督『パリタクシー』を原作とした本作は、東京にある柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設までの道のりを舞台に、山田洋次監督が映画化…

映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ 心理学から観る映画59:研究倫理に反する実験とその被害『エクスペリメント』『まったく同じ3人の他人』

『まったく同じ3人の他人』というドキュメンタリーを観ました。生き別れた三つ子が再会する感動のストーリーかと思いきや、驚愕の背景を知り、研究倫理について改めて考えさせられました。そこで今回は研究倫理をテーマとします。

映画『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』ヴァネッサ・パラディ ヴァネッサ・パラディ【ギャラリー/出演作一覧】

1972年12月22日生まれ。フランス出身。

映画『ブルーボーイ事件』中川未悠/中村中/イズミ・セクシー/真田怜臣/六川裕/泰平史/錦戸亮 ブルーボーイ事件【レビュー】

高度成長期にあった1965年の東京では、街の浄化のため、警察はセックスワーカー達を厳しく取り締まっていました。ただ、セックスワーカーの中には性別適合手術(当時の呼称は性転換手術)を受けて女性的な体をした通称ブルーボーイが…

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 君の顔では泣けない【レビュー】

高校1年生の夏、坂平陸(武市尚士)と水村まなみ(西川愛莉)はプールに一緒に落ちたことで体が入れ替わってしまいます。2人はすぐに元に戻ることができず15年を過ごし…

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ジェレミー・アレン・ホワイト スプリングスティーン 孤独のハイウェイ

物語の舞台は1982年。ブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)は、名声を手に入れながらも、葛藤を抱えて…

映画『2つ目の窓』松田美由紀 松田美由紀【ギャラリー/出演作一覧】

1961年10月6日生まれ。東京都出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  2. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  3. 映画『おーい、応為』長澤まさみ

REVIEW

  1. 映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ
  2. 映画『TOKYOタクシー』倍賞千恵子/木村拓哉
  3. 映画『ブルーボーイ事件』中川未悠/中村中/イズミ・セクシー/真田怜臣/六川裕/泰平史/錦戸亮
  4. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人
  5. 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ジェレミー・アレン・ホワイト

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP