REVIEW
世界累計8,700 万本以上という、史上最も売れたビデオゲーム“Borderlands(ボーダーランズ)”を原作とし、イーライ・ロス監督が映画化した本作は、なんと完成までに10年かかったそうです。映画公式資料によると、ライオンズゲートが本作の製作を発表したのは2015年。「Gearbox Softwareの創設者でゲームの⽣みの親ランディ・ピッチフォードは、多くのアプローチを検討し、最適なものを⾒つけ出そうとした」といいます。ランディは「(略)ゲームからは得られない何かをこの映画から感じ取って欲しい。この映画は、ゲームとは異なるものです」と述べています。

そんな本作には豪華キャストが勢揃い。まず主人公の凄腕賞金稼ぎリリスを演じるのはケイト・ブランシェットです。オレンジ色の髪をしたスタイリッシュなキャラクターがすごく似合っています。他にも、エドガー・ラミレス、ジェイミー・リー・カーティス、ケヴィン・ハート、ジーナ・ガーション、ヘイリー・ベネットが出演する他、お騒がせロボットのクラップトップの声をジャック・ブラックが演じています。

イーライ・ロス監督といえば、『キャビン・フィーバー』『ホステル』『グリーン・インフェルノ』『ノック・ノック』『サンクスギビング』などホラー映画の監督という印象があります。だから、壮大な宇宙を舞台にしたSF映画である本作は異例に思う方もいるでしょう。とはいえ、やっぱりイーライ・ロス監督らしいノリというか勢いが感じられます。イーライ・ロス監督が切り拓いた新境地をご覧ください。
デート向き映画判定

デートで観て気まずいシーンはなく、ストーリーもわかりやすいので、どなたでも観やすいでしょう。人気ゲームが原作となっているので、本作を気に入ったら、原作ゲームを一緒にやると一層盛り上がりそうですね。豪華キャストが出演している点で映画好きカップルにもオススメです。
キッズ&ティーン向き映画判定

これまでのイーライ・ロス監督作を知る大人からすると、子どもに見せて大丈夫かと心配になるかもしれませんが(笑)、本作はホラーの要素はなく、子どものキャラクターも活躍するSFアクションコメディなので、キッズでも安心して観られます。さりげなく伏線も敷かれているので、結末を予想しながら観ても楽しめます。

『ボーダーランズ』
2025年1月24日よりPrime Videoにて独占配信開始
公式サイト
Amazonプライムビデオで観る
®, TM & © 2024 Lions Gate Ent. Inc. Borderlands is a trademark of Gearbox. All Rights Reserved.
TEXT by Myson
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情報は2025年1月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。
