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恋する寄生虫

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映画『恋する寄生虫』林遣都/小松菜奈

本作は、作家の三秋縋によるベストセラー小説を映画化した作品で、林遣都と小松菜奈がW主演を飾っています。極度の潔癖症で人と関わることができず生きてきた賢吾(林遣都)と視線恐怖症で不登校の女子高生ひじり(小松菜奈)が出会い、最初は嫌々ながらもだんだんと距離が近づいていく姿にキュンとします。頭の中に虫がいることにより恋愛感情が引き起こされるという斬新な設定がとても興味深く、少し変わったラブストーリーとして楽しめます。
また、本作では林遣都、小松菜奈、井浦新、石橋凌の4人が演じるキャラクターを中心に物語が展開していくのですが、それぞれ個性的なキャラをおもいっきり演じていてとても見応えがあります。特に女子高生役を演じた小松菜奈の可愛さやちょっとクールな雰囲気がとても綺麗に映し出されているので、ファンにとってはたまらないのではないでしょうか。
潔癖症も視線恐怖症も本当に大変そうですが、それが虫のせいだという発想はとてもユニークで、“もしも”の世界として想像しながら観るのも楽しいと思います。2人の間に起こる恋愛感情は虫のせいなのか本物なのか、最後まで観届けてください。

デート向き映画判定
映画『恋する寄生虫』林遣都/小松菜奈

デートで観るのもアリです。潔癖症と視線恐怖症を抱え苦悩している主人公達のラブストーリーで、明るいトーンの物語ではありませんが、孤独を抱えながらも支え合っていく2人の姿はとても素敵です。デートで観たらパートナーとの絆が深まる効果も期待できそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『恋する寄生虫』林遣都

頭の中に虫がいるというファンタジックな要素もありますが、少し変わった恋愛物語として興味を持ったらぜひ観てみてください。ティーンの場合は同世代の主人公ひじり目線でも観られると思います。彼女が賢吾と向き合うことでどんな風に変化していくのかにも注目です。

映画『恋する寄生虫』林遣都/小松菜奈

『恋する寄生虫』
2021年11月12日より全国公開
KADOKAWA
公式サイト

©2021「恋する寄生虫」製作委員会

TEXT by Shamy

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