REVIEW

デュオ 1/2のピアニスト【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ/メラニー・ロベール

REVIEW

実在する双子のピアニスト、ダイアン・プレネとオードリー・プレネをモデルにして作られた本作は、アカデミー賞作品賞を含む3部門を受賞した『コーダ あいのうた』のプロデューサー、フィリップ・ルスレが手掛けています。

映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ/メラニー・ロベール

主人公の双子の名前は、クレール・ヴァロア(カミーユ・ラザ)、ジャンヌ・ヴァロア(メラニー・ロベール)。2人は父親から大きな期待をかけられ、幼い頃からピアニストとしてトップに立つよう育てられました。父セルジュは、娘達が2位を獲っても満足せず1位にこだわっています。そして、2人はピアノに人生を捧げ続け、やがて名門カールスルーエ音楽院に入学し、ピアノのソリストを目指します。でも、ソリストになれるのは1人。そんななか、まずはクレールが才能を発揮します。

映画『デュオ 1/2のピアニスト』フランク・デュボスク/イザベル・カレ

何よりピアノが優先という2人の生活を観ていて、音楽の道の険しさを痛感すると同時に、2人はどこまで自分の意思でピアノを続けているのか気になってきます。そんななか、2人に試練が訪れて初めて、彼女達の本心が見えてきます。そして、その試練は、プロのピアニストを目指す者にとっては耐え難い辛さを与えつつ、それがきっかけで2人は自分達にしかできない音楽に出会います。

映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ/メラニー・ロベール

ピアノへの情熱、双子であること、その両方が最初は軋轢を生みつつ、最終的には奇跡を生むというストーリーだからこそ、人は考え方次第で状況を変えられるし、ピンチをチャンスに変えるとはまさにこのことだと希望をもらえます。さらに、実在のピアニストをモデルとしているという点でなお心に響きます。物語も演奏も存分に見応えがある本作は、音楽に関心がある方はもちろん、高い壁にぶつかってくじけそうになっている方にも特に観て欲しいです。

デート向き映画判定

映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ

恋愛は二の次という状況が描かれているので、同じような状況のカップルが一緒に観るとどんなムードになるのか未知数です(苦笑)。ただ、自分達を客観視する機会になるでしょう。また、何が正解かが主張されているわけではないので、観る方それぞれに受け取って、自分の恋愛観を振り返るきっかけにしてはどうでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ/メラニー・ロベール

キッズやティーンの皆さんは親の勧めで習い事をしている方も多いと思います。きっかけを作ってくれるのは親である場合が多いだけに、自分がだんだん成長してくると、親の期待に応えるためにやっているのか、自分の意志でやっているのかわからなくなることもあるかもしれません。そんな時に本作を観ると、参考になるポイントがあると思います。

映画『デュオ 1/2のピアニスト』カミーユ・ラザ/メラニー・ロベール

『デュオ 1/2のピアニスト』
2025年2月28日より全国公開
シンカ、フラッグ 
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2024 / JERICO – ONE WORLD FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • イイ俳優セレクション/カミーユ・ラザ(後日UP)
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『終点のあの子』南琴奈 南琴奈【ギャラリー/出演作一覧】

2006年6月20日生まれ。埼玉県出身。

海外ドラマ『華麗なるマードー家』パトリシア・アークエット/ジェイソン・クラーク 華麗なるマードー家【レビュー】

2021年6月7日、アメリカのサウスカロライナ州の法曹界で代々名を馳せてきたマードック家のアレックス・マードックが、妻と次男を射殺した実際の殺人事件を基にしています…

映画『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ メリル・ストリープ&アン・ハサウェイがK(& TEAM)や日本の若者に熱い言葉『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント

20年経っても絶大な人気を誇る『プラダを着た悪魔』の続編がまもなく公開!そして、この度、アン・ハサウェイとメリル・ストリープが揃って来日してくれました。

映画『ソング・サング・ブルー』ヒュー・ジャックマン/ケイト・ハドソン ソング・サング・ブルー【レビュー】

演技力だけでなく、歌唱力にも定評のあるヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが主演を務める本作は…

映画『ダメ男に復讐する方法』キャメロン・ディアス/レスリー・マン/ケイト・アプトン 未公開映画活性課タ行

未公開作品のなかから、当部が気になる作品、オススメしたい作品をご紹介。

映画『OCHI! -オチ-』ヘレナ・ツェンゲル OCHI! -オチ-【レビュー】

REVIEW森の奥深くに住む不思議な動物オチと、オチを恐れ排除しようとする人間の姿を映す本…

映画『ハウス・オブ・ザ・デビル』トム・ヌーナン トム・ヌーナン【ギャラリー/出演作一覧】

1951年4月12日生まれ。アメリカ出身。

映画『スペシャルズ』佐久間大介(Snow Man) 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年3月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年3月】のアクセスランキングを発表!

映画『落下音』ハンナ・ヘクト 落下音【レビュー】

すごく噛み応えのある作品です。タイトルについている“落下音”が…

映画『決断するとき』エミリー・ワトソン エミリー・ワトソン【ギャラリー/出演作一覧】

1967年1月14日生まれ。イギリス出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集! 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!

感情はまだまだ謎が多く、本当に複雑で深い概念だからこそおもしろい!感情について少しでも知ることで、自分自身の情動コントロールにも少し役立つはずです。

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

REVIEW

  1. 海外ドラマ『華麗なるマードー家』パトリシア・アークエット/ジェイソン・クラーク
  2. 映画『ソング・サング・ブルー』ヒュー・ジャックマン/ケイト・ハドソン
  3. 映画『OCHI! -オチ-』ヘレナ・ツェンゲル
  4. 映画『スペシャルズ』佐久間大介(Snow Man)
  5. 映画『落下音』ハンナ・ヘクト

PRESENT

  1. 映画『オールド・オーク』デイヴ・ターナー/エブラ・マリ
  2. 映画『ミステリー・アリーナ』唐沢寿明
  3. ドラマ『外道の歌 SEASON2』窪塚洋介/亀梨和也/南沙良
PAGE TOP