REVIEW

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』マーゴット・ロビー

ハーレイ・クインといえば、やはりジョーカーとセットというイメージですが、だからこそ敢えてこういう設定が映えるという点で、今の時代を象徴しているように感じます。細かいところを気にし出すとキリがないくらいツッコミどころはありますが(笑)、ハーレイ・クインのノリと同じく、きっと細かいことは気にせずにノビノビと作ったんだなと思いながら観るほうが楽しめます。実際に「あれ?」と思うところは、他のキャラクターがツッコミを入れているセリフもありますので、ぜひご注目を。でもそんなノリだからって、舐めてはいけないのが、接近戦のアクションです。スピーディで細かい動きが印象的なアクションシーンが満載で、ハーレイ・クインのトレードマーク、ローラースケートを活かしたシーンも見どころです。そして、タイトルに“BIRDS OF PREY”とありますが、これはもともとDCコミックにあるシリーズ。本作は、その“BIRDS OF PREY”の一部のメンバーとハーレイ・クインを組ませて作られたストーリーとなっていて、ゴッサムシティにいる他のキャラクターも登場します。でもDCシリーズには詳しくないという人もご安心を。ガールズ・ムービーだけあって、ファッションも観ていて楽しいので、女子の皆さんはノリだけで観に行くのもアリですよ。

デート向き映画判定
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』マーゴット・ロビー/ユアン・マクレガー

女子キャラがたくさん活躍するアクション映画で、男女問わず楽しめるでしょう。ハーレイ・クインはメチャメチャなことをやらかしますが、見た目にキツイシーンはあまりなく、どちらかというとユアン・マクレガーが演じるローマン・シオニスのやり口のほうがゾッとします。そのシーンだけちょっと目を塞ぎたくなる人が出る可能性がありますが、ベースとしては気楽に観られるアクションなので、カップルで観ても楽しいと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』マーゴット・ロビー

事件に巻き込まれるキッズが登場して、ハーレイ・クインとともに活躍します。超能力を使えるキャラクターや、戦闘能力抜群のキャラクターなど、いろいろな強い女性が登場するので、特に女子にオススメの作品です。露骨には映りませんが、ちょっと怖いシーンもあるので、あまり小さいお子さんだと微妙ですが、小学校高学年以上なら充分ついていける内容です。ハーレイ・クインがカッコカワイイので真似したくなる人もいるかも知れませんが、真似するのはファッションだけにしましょうね(笑)。

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』マーゴット・ロビー

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
2020年3月20日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

TEXT by Myson

© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. BIRDS OF PREY and all related characters and indicia c&TM DC Comics.

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

海外ドラマ『ウェンズデー シーズン2』ジェナ・オルテガ ジェナ・オルテガ【ギャラリー/出演作一覧】

2002年9月27日生まれ。アメリカ出身。

映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛 愚か者の身分【レビュー】

闇ビジネスに関するニュースが増えてきた日本において、本作で描かれているような出来事は…

映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平 次元を超える【レビュー】

キービジュアルとタイトル、「人はどこから来て、どこへ行くのか」という意味深なキャッチコピーだけで観たくなったのは…

映画『見はらし世代』黒崎煌代 黒崎煌代【ギャラリー/出演作一覧】

2002年4月19日生まれ。兵庫県出身。

映画『ヒポクラテスの盲点』 ヒポクラテスの盲点【レビュー】

新型コロナウイルスワクチンの被害が起こっている現実に着目した、中立した立場の取材に基づくドキュメンタリー…

映画『ファンファーレ!ふたつの音』ピエール・ロタン ピエール・ロタン【ギャラリー/出演作一覧】

1989年6月20日生まれ。フランス出身。

映画『トロン:アレス』ジャレッド・レト トロン:アレス【レビュー】

本シリーズ1作目『トロン』(=『トロン:オリジナル』)は1982年、『トロン:レガシー』は2010年に作られ、本作はシリーズ3作目となります…

映画『層間騒音』イ・ソンビン 層間騒音【レビュー】

冒頭から不可解な現象が映し出され、観る側はゾワゾワさせられながら騒音の原因を想像することになるわけですが…

映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ミア・スレアプレトン ミア・スレアプレトン【ギャラリー/出演作一覧】

2000年10月12日生まれ。イギリス出身。

韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』マ・ドンソク/パク・ヒョンシク/ソ・イングク/ソン・ドンイル/イ・ジュビン/コ・ギュピル TWELVE トゥエルブ【レビュー】

マ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングクなど人気俳優が出演する本作は、十二支をモチーフにした守護神達…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion ファイナンシャルプランナーから学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
  2. 映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女
  3. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃

REVIEW

  1. 映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛
  2. 映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平
  3. 映画『ヒポクラテスの盲点』
  4. 映画『トロン:アレス』ジャレッド・レト
  5. 映画『層間騒音』イ・ソンビン

PRESENT

  1. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  2. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
  3. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
PAGE TOP